※本ページの情報は2024年6月29日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 1998年2月に劇場公開。
![パーフェクトブルー【通常版】 [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/61tdEuedgOL._SL250_.jpg)
- 4Kリマスター版が2023年9月15日から期間限定で全国上映。
- 監督
今敏 - 脚本
村井さだゆき - 出演声優・キャスト
岩男潤子、松本梨香
辻親八、大倉正章
秋元羊介、塩屋翼
アニメ映画『パーフェクトブルー』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)
で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)
で配信中の作品
配信はしていませんでした。
dアニメストアで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオ
で配信中の作品
で配信中の作品配信はしていませんでした。
DMM TVで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS（DVD宅配レンタル）
取り扱いはしていませんでした。
口コミ・感想
ネタバレして面白いと分かってから、改めて倍速視聴する昨今の当たり前に逆行している私ですが、近々映画館での上映があると知り、他の観客に迷惑をかけない程度の悲鳴で抑えられるのか、確認する為に視聴することを決意。作品に登場するMacパソコンに懐かしんだりと小物や日常に時代を感じたけれど、若い芸能人の立ち位置やファンとの距離感なんかは今と共通する部分があった。好きの最上級は執着なんかじゃないと信じたいけれど、人が狂気的になるのもまさかの行動に出るのも好きと切り離せないのも事実。何処までがリアルで何処からが幻覚なのか、ストーリーの中へと入り込めば入り込むほど分からなくなるし、目に見えない心霊よりも目に見える人間の方がよっぽど恐ろしいとゾッとさせられた衝撃作でした。
アイドルからドラマ出演をきっかけに女優へと転身しようとする主人公の晴れやかな芸能活動が描かれると思いきや、その時点から起こる様々な怪事件により、スリルとドキドキ感を味わうことができる、ストーリー展開が秀逸な作品でした。主人公が過激な役にも挑戦している中、飼っていた熱帯魚や、ドラマの関係者に事件が起こり、ストーカーによる犯行かと思いきや、黒幕が手引きをしていたという衝撃的な展開に加え、それらが原因で争っていた二人が、心の情を捨てれず、お互いを守るような行動に出て、感動するような場面があったりなど、読み手の感情を常に揺さぶり、惹きこまれるような読み応えがありました。シリアスかつ、ミステリアスな作品を楽しみたい方には是非一度見て欲しい作品です。
見た時は、すごく惹き込まれて何度か見た作品です。内容が、サスペンスもあって怖いところもあります。アニメだからなんとかぼかした感じでしたが、かなり生々しいシーンもあります。ストーリーが複雑に構成されているから、頭を使って見る感じは面白かったです。当時見たのとこう今だと時代を感じるのも面白い。だんだんと崩れていく日常が、最初は主人公がおかしいのかと思ったけど、そんなシンプルな話とは違うと分かっていく過程も面白い。種明かしがあってもいろいろと、違和感を感じたりしました。正しいのか何間違いなのかが見るたびに分からなくなるので、見終わった後に友人と話す楽しさがありました。でも、エンディングが爽やかなんだけど、それも怖いのが、気に入ってます。
アイドルの未麻が突然アイドルから女優に転身して、今までとは違う芸能活動を行ううちに現実と虚構が分からなくなってしまうという有り得そうな展開がリアルに感じられます。彼女が知らない間にネット上になりすましが現れ、なりすましが勝手にサイトを作って、あたかも彼女のように振る舞って詳細が書かれていく様は、なかなかの恐怖感があります。事件の裏でストーカーの存在が出てきますが、終盤になるとストーカー以外の存在の正体が明かされ、結構驚かされました。かなり昔の作品ですが、令和時代にも通じそうなテーマと話の展開になっており、芸能界をテーマにしたサスペンス作品として見ると楽しめるでしょう。一方で、劇画タッチの作風であるので、絵柄に関しては好き嫌いが人によってはあるかもしれません。
本当に表現の仕方が凄いアニメーション映画だと思います。ネットですごく評価が高かったので、こんなに絵柄が古いのにそんなに面白いのか?って半信半疑で見たけれど、構成とか表現の仕方が素晴らしいのか、すごく物語に引き込まれてしまいましたね。サイコホラーサスペンスなので、見た感想としてはとにかく恐ろしいの一言だけれど、人間の根底が描かれているような、幻想的で何が現実なのか分からなくなっていくような曖昧さが、凄く見ている側にも不安を煽ってくるし、その虚構みたいな曖昧な世界にどんどん引き込まれていく感じが、こっちまで頭がおかしくなったんじゃないかって錯覚させられそうでした。アニメだからここまで表現できるんだろうけど、本気で今の技術で実写化したら、めっちゃ怖いと思う。
高校生のころたまたま本作「パーフェクトブルー」に出会い、そこから今敏監督のファンになりました。監督の新作をもう見ることができないと思うと残念過ぎますが、もう何度見たかわからないほど個人的には好きな作品です。ただ、映画ブラックスワンなどを彷彿とさせるかなりダークな内容です。どこまでが現実で、どこからか虚像妄想なのかの境目があいまいで、見ていてなんともぞくっとする怖さがあります。なので、見る人をちょっと選ぶタイプの作品かも。個人的にはや演出が非常に凝っているところが特に好きです。また、話も複雑。色々なことを想像したり考えたりしながら見るのが面白いです。また、本作を見た人たちが色々考察しているのを見るのも楽しくて大好きな作品です。
