動画配信状況

ドラマと映画『シャイロックの子供たち』はどこで配信している?無料で見るには?

※本ページの情報は2023年5月17日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

『シャイロックの子供たち』は2022年にWOWOWでテレビドラマ化、そして2023年に松竹で映画化が発表されています。

  • 原作は池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』
  • 2022年10月9日からWOWOWでテレビドラマ『シャイロックの子供たち』が放送開始。
  • 監督
    鈴木浩介
  • 出演・キャスト(テレビドラマ版)
    井ノ原快彦、西野七瀬
    加藤シゲアキ、三浦貴大
    川泰之、萩原聖人、玉山鉄二
  • 2023年2月17日に映画『シャイロックの子供たち』が劇場公開。
    映画版は原作小説ともドラマ版とも展開が異なる完全オリジナルストーリーとなっています。
  • 監督
    本木克英
  • 出演・キャスト(映画版)
    阿部サダヲ、上戸彩
    玉森裕太、柳葉敏郎
    杉本哲太、佐藤隆太

ドラマ『シャイロックの子供たち』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Hulu(フールー)ストアで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Amazon プライム・ビデオで配信中の作品

配信はしていませんでした。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)

取り扱いはしていませんでした。

口コミ・感想

テレビドラマ版

テレビドラマ版
池井戸潤さんの小説が原作なので、ものすごく痛快で面白いです。銀行という普通の人にはあまり馴染みのない世界の特殊性をコミカルでサスペンスチックに描いています。メガバンクの支店内で謎の現金紛失事件が発生しますが、その事件に続いて失踪事件も発生します。謎が謎を呼びますが、お金を扱うような仕事をしていると人間がちょっとおかしくなってしまうようなこともあるよね、とメガバンクの銀行員という仕事を疑似体験できるところが面白いです。登場人物が皆一癖も二癖もあるユニークまキャラクターが多くて、その複雑さがストーリーを余計に面白くしてくれます。下町ロケットや半沢直樹など池井戸潤さんの作品が好きな人には是非おススメです。
テレビドラマ版
このドラマを見た印象は、主人公の西木のキャラクターに尽きると思いました。特に銀行の不正を見逃せない正義感と、銀行としての自分の役職の立ち位置に板挟みになって苦しんでいたのが良く描かれていたなと思いました。そして現金紛失事件の真相を追及する為に行方不明になってしまったのですが、このドラマの面白い所は人事部の坂井を中心に、別の側面から西木の失踪と現金紛失事件を調べていたのが上手く描かれていたのが面白かったです。そして北川、古川、竹本などのキャラクターも、この物語を面白くさせてくれた重要人物だなと見ていて感じました。特に北川は、最後まで西木を信用していた姿が良かったです。そしてストーリー全体も緊迫感があって考えながら見る事が出来たのが面白かったです。
テレビドラマ版
気に入っていて、銀行内で100万円がなくなったというのが、興味深くて面白いドラマでした。終わると早く続きが見たくなってきます。舞台が銀行という組織の中の話なので、どんな理由があるのかがわかるまでが、楽しめる作品です。結局、事の始まりが滝野(加藤シゲアキ)が伊島の賄賂を受け取ったからで、銀行員としては、ここからダメになっていきます。この伊島というのも実は架空の人物だというのも面白い展開でした。紛失していた100万円は、架空融資に引っかかって損害がでたから、補填に充てられたのかな?西木(井ノ原快彦)が本当に死んだのかハラハラしましたが、生きていて良かったです。西木が正しい人だったのもほっとしました。
テレビドラマ版
池井戸潤さんの作品って言うと「半沢直樹」とか、結構こってりとしたなんか盛り盛りの作品っていうイメージでしたが、今回の作品はすごくシンプルで、終わり方も綺麗にあっさりと終わったので、もしかしたら「半沢直樹」とか好きな人には物足りないかもしれないけれども、私個人としては逆に見やすくて本当に良かったです。イノッチの演技ってあんまり見たことがなかったけれども、本当に大げさじゃなくて普通でよかった。今回も銀行の内部のお話だったけれども、問題の多い銀行の支店の話は、あまりにも問題だらけで、本当にこんな銀行があったら、内部の人間としてはめちゃくちゃ嫌だけど、外部の人からは、あそこの支店だったら融資通るよとか噂されてそうだなって、ちょっと笑ってしまった。
テレビドラマ版
銀行が舞台になっているので、最初はお金にまつわるトラブルが発生してそれを解決していくのかと思いきや、さらに大惨事に発展していく様子にハラハラドキドキしました。終始シリアスな雰囲気で物語が展開していくのですが、主演の井ノ原快彦さんの演技力がさらに物語の緊張感を高めているような感じがしました。サスペンスでありながら、銀行内の人事問題などなかなか現実的な部分を描いているところも、この作品の特徴だと思います。その分リアルさ増して、本当にその事件が起きているような感覚に浸れるところも良かったです。どのエピソードも面白かった分、もう少し長めのストーリーで見れたらもっと面白くなっただろうにと思います。ラストは少し駆け足になっている印象でしたが、考察の余地が残る終わり方だったのも良かったです。
テレビドラマ版
主人公の後輩から好かれ頼りがいのある上司、支店で起きた事件解決のために突き進む表立って露骨には表れない隠れた闘士を持った男というイメージがまず、主役を演じた井ノ原快彦さんにとても合っていると思いました。支店長や副支店長の理不尽な要求にも、物おじをせずきちんと物を言う、けどその物言いが上手くトラブルを回避する言い方な気がして、私たち社会生活でもこう返せばいいのか、と思わせるシーンがいくつかありました。主人公の執念と彼の人望があって周りが真相に近づこうと動いた結果の結末だと思います。意外な人物が犯人でしたが、この事件がきっかけで主人公及び周りで関わった人々が自分自身が進みたい、進むべき方向へ歩き出したという印象を受けた最後でした。

映画版

映画版
半澤直樹シリーズで知られる池井戸潤さんの小説を原作にした映画です。少し前にWOWOWでドラマ化されましたが、さらにパワーアップした状態で帰ってきました!タイトルの通り、まさにシェイクスピアの「ヴェニスの商人」の寓話がモチーフになっており、お金を巡って展開する様々な物語が多層構造的に作りこまれています。グレーなビジネスとして流れていく多額のお金と、トラブルで紛失?した100万円の札束…どちらも、現金を厳格に扱っているはずの銀行のなかで起きている出来事で、その職業倫理的に「それはやっちゃだめでしょ?」ということが平気で行われていることにゾッとしつつ、因果は報い、理不尽と悪事はバレてきっちりと裁かれていくことにほっとするのです。阿部サダヲさんがその内面に併せ持つ、喜劇と、鋭い刃のようなふり幅が凄い芝居を堪能できた気がしました。ミステリーとしても秀逸な作品です。できれば、原作も過去作のドラマも知らないまっさらな状態で見ることをお勧めしたいですね。
映画版
舞台が銀行で結構、リアルで面白かったです。誰でも良からないことを考えてしまうことはあります。実行するのかどうか、実行したとしてもやり直せるかが、人生の分かれ道だと思った。そもそも良からないことをしながら、平然とする人は、最低だと思う。だから、妙にリアルに感じました。だって環境によって、その環境で働いている社員は、甘くなってるだろうし、環境に慣れるというのは怖いです。見どころは、最後のやり返しのシーンで最高でした。笑えるシーンもたくさんあるから、笑ってしまう楽しい作品でもあります。柄本明がコミカルで良いし、阿部サダヲや上戸彩玉も良かったです。お金っていうのは、人を変えるなぁ。観終わったら、真面目に稼ごうと思いました。
映画版
お金が関わってくることによって人間の本性が暴かれたり、様々なしがらみが発生していく様子にハラハラドキドキしました。お金の怖さを描いているけれどコメディータッチで描かれているので、ある程度肩の力を抜いて楽しめるところもこの作品の良かったところです。お金を借りたら返せば何でも解決するわけではなく、人の信用を裏切らないようにすることが大切なんだということを改めて学ぶことが出来ました。クセの強いキャラクターを演じがちな阿部サダヲさんですが、この作品では正当派な主人公を演じられているのが新鮮に感じました。しかもちゃんと役柄にマッチしていたので、さすがの演技力だなと思いました。最後にはスカッとする展開もあり、見終わったあとはかなり満足できました。
映画版
池井戸潤らしく銀行の重たい空気感もありつつ、それでもコメディ要素もあってクスッと笑えて、本当に面白かったです。役者陣が豪華だったのも素晴らしい要因の一つだけれど、柄本明さんのあの存在感が素晴らしいし、意外にも玉森くんのあの雰囲気がちょっと癒やしだったかも。それにしても本当にお金って人の人生を狂わせてしまう恐ろしいものだと思いました。私も経理の仕事をしているので、お金は返せばいいってものじゃないって言葉に、本当にその通りだよってめっちゃ共感してしまったけれど、最後のあの復讐劇は恐ろしかったなって思います。確かに完璧な復讐だったとは思いますが、やっぱり人としてはダメというか犯罪ギリギリだった気がするので、ちょっとモヤモヤでした。
映画版
池井戸の小説を2時間という枠の中に見事に収めた感じで、見応え抜群でした。映像でここまで小説の中で描きたかったことを表現していることに監督の手腕を感じます。特に白眉なのは決済日のシーンでしたが、座っていられないほどハラハラドキドキでした。阿部サダヲさんは何をやらせても最高の演技で、観る人を納得させる力を持っていますが、ますます磨きがかかっている感じがしました。脇で支える上戸彩については眼福の時を与えてもらってありがとうと言いたいぐらいです。年齢を重ねても綺麗で可愛いです。「シャイロックの子供たち」というタイトルが最初はよくわかりませんでしたが、「ヴェニスの商人」に出てくる、強欲な金貸しのことを知り、絶妙なタイトルづけに感心しました。つまり銀行マンでありながらシャイロックのような私利私欲に走る金貸しになってしまう悲しい銀行マンを描いているのです。感慨深いものがありました。いずれにしても阿部の存在によって良い意味で人間臭くて楽しい作品に仕上がっていました。
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