アニメ映画『アリスとテレスのまぼろし工場』はどこで配信している？無料で見るには？

※本ページの情報は2023年11月18日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

2023年9月15日に劇場公開。
監督
岡田麿里（脚本『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』）
出演声優・キャスト
榎木淳弥、上田麗奈
久野美咲、林遣都
瀬戸康史、河瀨茉希
制作
アニメーションスタジオ・MAPPA

映画『アリスとテレスのまぼろし工場』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
Hulu(フールー)で配信中の作品
Hulu(フールー)ストアで配信中の作品
dアニメストアで配信中の作品
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
DMM TVで配信中の作品
Paraviで配信中の作品
FODプレミアムで配信中の作品
Leminoで配信中の作品
TSUTAYA DISCAS（DVD宅配レンタル）
口コミ・感想

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

dアニメストアで配信中の作品

配信はしていませんでした。

DMM TVで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Leminoで配信中の作品

配信はしていませんでした。

口コミ・感想

製鉄所での事故からすべてが変化してしまう町を舞台にしていて、出口の無い封鎖された町から物語がはじまります。
その町で、奮起する中学生をメインにしたストーリーです。正直、もう一度見たら、しっかり内容が頭に入る映画です。見たい部分、見ておかなければならない部分が多くて、いい意味で内容が入り切らなかったです。
退屈な人生を送る主人公の中学生が、喋れない少女と出会う、そこからどんなラストが描かれるのか、とにかくラストまでイメージができませんでした。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の脚本家と、「呪術廻戦」のアニメーション制作会社がタッグを組んでいるから、ストーリーに惹かれ、映像美に惹かれる作品です。
この町では、変化しないために人々が過ごしていて、そんな町の謎が少しずつ解けていき、ラストはスッキリします。
中学生3人の気持ち、行動のバランスがよく、面白さがありました。

この作品を見て監督が同じ方なので当然かもですが、「さよならの朝に約束の花をかざろう」という作品を思い出してしまった。何も変わらない世界って、何も変わらないから安心だし、不安も痛みもない。だからこそ変わっていく事は、色んな感情を知ることができるんだなって思います。一度の鑑賞では、世界観とか細かい設定が掴み取れなかったので、色んな方の考察を読んでから、また見返したいなって感じられたし、人によっては好みが凄く別れると思うけれど、言葉がグサグサ心に突き刺さってくる感じとか、私はすごく好きでした。五実が「痛い」と叫んでいるときに、世界がバキバキと割れていく感じの、感情と世界のシンクロ感とか、凄く印象的だったし、中島みゆきさんのEDで泣きました。

今までに見たことないような世界観で、終始、惹き込まれました。本当に面白かったです。爆発事故が起こって以来、みんなが変化しないように努力しなければならないのが、なんだか切なくも感じました。しかし、それでも恋をすることを止められなくなっていく感じが、たまらなく良かったです。ファンタジー感は強めだけど、登場人物の心情は現代の人たちと通ずるものがあって、共感しながら見ることができました。また、映像がとにかく綺麗で良かったです。風や空、水たまりなどの風景がすごく繊細にリアルに描かれていて、美しさに何度も感動しました。声優さんたちもみんな上手くて迫力があったので、映画館で見れて本当に良かったと思います。スクリーンで見るべきアニメ映画です。

この作品はいきなり複雑な世界観へ観客を誘い、あえて説明をしないままストーリーが進んでいきます。なので、自分で考察をしたり、答え合わせをしながら鑑賞していく楽しみかたができました。メインキャラクターの正宗と睦美の関係性が変化することによって、彼らのいる世界もなんらかの変化が発生するという展開は興味深く、見ててワクワクが止まりませんでした。最初は難しいなと思っていた作品なのに、気がついたら時間も忘れるくらいにこの世界観にハマっていました。そしてこの作品にはタイムループ要素があり、それもSF好きの自分にとってはたまりませんでした。同じ時間軸に閉じ込められた二人がどうやってそこから抜け出すのか、という辺りも大きな見どころになっています。

初めは制作会社がMAPPAであることが最大の注目点だったのですが、CMを観てただ美しい世界観が描かれた作品ではないと認識。あのシーンが何故ぼかされたのか、その意味を知りたいとストリーに興味を持ち鑑賞。冒頭緩やかにそして徐々に深く後半へ向けて没入して行き、辛かったり痛かったりキツくなったり、色んな感情が自分の中で湧き上がることをひしひし感じ、気がついた時には心から溢れて涙になってボロボロこぼれ落ちていました。現実世界は確かに残酷で嫌なことも多いけれど、それは日々の変化を時に受け止めたり時に抗いながらも、人間が一生懸命生きている証拠でもある。嫌なことはないけれど何も変わることがない世界に自分の身が置かれたとしたら、耐えることができるのだろうか？中島みゆきさんが本作のために描き下ろした「心音」も刺さりました。

MAPPA制作、また予告でも面白そうな世界観だったので映画館まで足を運んできました。まず設定環境として町を舞台にしているのがとても面白いと思いました。タイトルにも入っている工場と場所の結びつきが強い為、閉塞感の現実味をより自然に感じられます。変化を悪とする、上記の閉塞感を更に強める環境思想に監督のこだわりが伝わってきて、その中で懸命に足掻く若者の必死さが眩しいくらいでした。見た目だけが置き去りにされて内面が成長していく、そのもどかしさやギャップの表現が凄いです。個人的な感想ですが、中島みゆきさんが好きなので劇場であのお声が聞けたのも満足度が高いです。所々のシーンや感情面、動き等は流石のMAPPAでしたので、映画館に見に行って良かった作品でした。