※本ページの情報は2024年6月29日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2011年8月にスペシャルドラマとして実写ドラマ『この世界の片隅に』が日本テレビ系列で放送。
- 出演・キャスト
北川景子、小出恵介
優香、速水もこみち
りょう、篠田三郎 - 2016年11月にアニメ映画『この世界の片隅に』が劇場公開。
- 出演声優・キャスト
のん、細谷佳正
稲葉菜月、尾身美詞
小野大輔、潘めぐみ - 受賞
第40回 アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
第6回 トロント日本映画祭 審査員グランプリ
他、世界中で多数の賞を受賞しています。 - 2018年7月~ 連続テレビドラマ『この世界の片隅に』がTBS系列で放送。
- 出演・キャスト
松本穂香、松坂桃李
村上虹郎、二階堂ふみ
榮倉奈々、尾野真千子 - 2019年12月『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が劇場公開。
アニメ映画『この世界の片隅に』に新規シーンを付け足した長尺版となっています。
※『この世界の片隅に』が2時間9分、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が2時間47分となっています。
実写ドラマから映画まで『この世界の片隅に』はそれぞれどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | ○ |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | ○ |
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | ○ |
この世界の片隅に ディレクターズカット版 | ○ |
U-NEXTは初回31日間無料に加えて600円分のポイントも付いてくる!それを使って漫画やレンタル作品を実質無料で見ることも。
映画・ドラマの見放題。新作もレンタルで素早く配信。さらに180誌以上の雑誌も読み放題。
毎月1,200円分のポイントが付与されるので月額の実質価格はとってもお得!
※ポイントはレンタル作品や電子書籍などに使えます。
※1,500~1,800ポイントで映画館チケットへ交換可能!※対象映画館一覧はこちら ※利用する映画館で必要ポイントは変わります。
不足分をチャージ(1pt=1円)すれば現在上映中の作品もお得に見れる!初回特典の600ポイント+不足分ポイントチャージ。実質600円引きで映画館で見れる!
そしてU-NEXTはダブルスコアをつけて2018年2月の調査開始時よりずっと「見放題作品数No.1」!
さらに2023年7月にParavi(パラビ)と統合。TBSやテレビ東京の番組に強くなってますますパワーアップ!
本ページの情報は2024年6月29日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Hulu(フールー)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | ○ |
日テレ系ドラマ、バラエティに強いのはHulu!
見逃し配信、Hulu独占ドラマ「Huluオリジナル」も注目。
配信本数14万本を突破!
視聴機器も多彩に用意。パソコンにスマホ(iPhone, Android)にタブレット(iPad)。Fire TV、AppleTVなど他にも多数対応。ゲーム機ならPS4にPS5。そしてHuluはなんとニンテンドースイッチでも見れる!
支払い方法はクレカにPayPay、LINE Pay、キャリア決済など様々な手段が用意されています。
Hulu公式ページはここから
※Huluに無料体験期間はありません。
Huluを始めるならディズニープラスとのセットプランもお勧め!
ディズニープラスはディズニー作品だけじゃない!ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターなど多数の作品をラインナップ。Huluと相互に作品を補完しあって充実の動画生活を楽しめます。
ディズニープラスとHuluのセットプランは、スタンダードセットプランとプレミアムセットプランの2つからチョイス可能!
スタンダードセットプランは月額1490円でFullHD画質&2台同時視聴、プレミアムセットプランは月額1740円で4K動画&4台同時視聴を楽しめちゃう!
単体プランだとHulu月額1026円、ディズニープラス スタンダード月額990円、プレミアム月額1320円。これらを単純に足し算すると、スタンダードセットなら2016円、プレミアムセットなら2346円かかっちゃう計算に。でもセットプランならその差額がそれぞれ526円と606円もお得になるんです!
2つのサービスを一緒に契約して、お得に動画ライフを満喫しちゃいましょう!
Hulu Disney+ セットプラン
※Huluとディズニープラスのセットプランに無料期間はありません。
※また、ディズニープラス単体のサービスにも無料期間はありません。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | オプションチャンネル |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | ○ |
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | レンタル |
Amazonプライム会員ならたくさんの映画も見放題!
配達に便利なのはもちろん「Prime Reading(電子書籍の無料本)」「Prime Music(音楽の無料視聴)」「Amazon Photos(写真の無料アップロード)」などプライム会員ならではの特典が盛りだくさん!
初回30日間無料で試せる!
Leminoで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | レンタル |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | レンタル |
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | ○ |
dTVがパワーアップしてLemino(レミノ)にリニューアル!
国内、海外の映画、ドラマ、アニメに加えて音楽ライブやLeminoオリジナル作品、人気の韓流ドラマなど豊富な作品がラインナップ。
初めてLeminoに登録する方は初月無料!
既にdアカウントをお持ちの方なら登録も楽ちんです。
※携帯電話会社がドコモ以外の方でも利用できます。
本作品の配信情報は2024年6月29日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
FODプレミアムで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | レンタル |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | レンタル |
フジテレビ系ドラマ、映画に強いのはFODプレミアム!8万本以上の動画を配信!フジテレビの人気ドラマやアニメ、映画、バラエティ。さらに人気の韓流ドラマや海外ドラマ。そしてここでしか見られないFODオリジナルドラマなど、多彩なコンテンツが楽しめます。
さらに200誌以上の雑誌も追加料金なしで読み放題。様々なジャンルの雑誌があるので、通勤中や休憩時間にも楽しめる!
視聴端末は、スマホ(iPhone、Android)、タブレット、パソコン(Windows、mac)、そしてFire TVやChromecastを使えば、大画面のテレビでも楽しめます!
FODプレミアム公式はここから
※FODプレミアムに無料期間はありません。
この記事は2024年6月29日時点の情報となります。配信が終了している可能性がございますので、FODオフィシャルサイトにて、必ず最新の情報をご確認ください。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
作品名 | 配信状況 |
終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に | DVD |
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | DVD |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | DVD |
作品名 | 配信状況 |
この世界の片隅に | DVD |
DISCASは大手レンタルチェーン店ツタヤが運営する月額制のDVD宅配レンタルサービスです。「定額レンタル8ダブル」プランなら新作含む全ての作品を月8枚レンタルできる。
DVDだからこそ配信停止になった作品や、配信がされていない作品もDVDで見れる!
DVDは専用の往復封筒で郵便受けに届くので不在の心配も必要なし。平均1日~3日ほどでお届け。
返却は郵便ポストに入れるだけ。返送料金もかかりません。
まずは30日間無料体験!
DVD宅配レンタル(DISCAS)の無料体験はここから
※無料期間中は新作DVDのレンタルは出来ません
※無料お試し期間終了後、通常料金(無料お試し終了後の料金)で自動更新となります。
口コミ・感想
アニメ映画『この世界の片隅に』
戦闘シーンのない戦争映画の傑作です。
たとえ国が戦争中でも非戦闘員の一般の人々は、日々を生きねばならない。それら普通の生活のエピソードを実に細やかに描写して、物語を積み重ねていく映画です。
キャラ造形が可愛らしいのに、後半の展開が悲壮で、胸が苦しくなります。主人公を声で演じた「のん」の演技も違和感が無く、純朴そうな方言も素晴らしいです。
主人公の嫁ぎ先での人間関係や、徐々に食料や物資が不足していく、戦時中の閉塞感の描き方も、まるでドキュメンタリーを見ているかのようにリアルです。
やがてやってくる広島への原爆投下と終戦。
終戦を迎えても、傷ついた主人公はなおも生きねばならない。
ラストとエンディングで描かれる、やや救いのあるストーリーも、最後に暖かな安堵感を見る者に与えてくれます。
主人公のすずが少女時代から結婚を機に少しずつ大人の女性へと成長して行くのが、すずの性格同様に優しい気持ちで見守って行けるのが一番気に入っている点です。そのすずはかなりおっとりしていて、しっかり者とは真反対の様子なので、きっと周りは頼りなく思いつつも助けてあげたくなるのかなぁと、見て行くほどに彼女の魅力に魅了されて行く作品です。絵も少し柔らかい感じで、水彩画の様な色合いも良い感じでした。しかし、彼女の生きた時代は、日本が戦争へと突き進む厳しい時代で、食糧不足で配給に並んだり工夫を凝らして料理をする様子や、すずのちょっとした行動で憲兵に怒られたりと、当時の様子も丁寧に表されていて自分もその時代に生きているかのように思わされました。後半の広島原爆投下の様子、すずらの家庭での事、沢山胸がしめつけられるクライマックスでした。何度でも観たい映画です。
ふわふわした絵柄なので、そんなに話もしっかりしていないのかな。とそんな軽い気持ちで見ていました。ですが、内容はしっかりとしたものでずっしりと心に残ります。グロテスクなシーンはさほど多くないので、子どもや小さな子が初めて戦争のことを知るにはこの映画を見ることをオススメします。かわいらしく明るい主人公が、結婚してちょっぴり大人になるなかで戦争を生き抜いていくさまがこれからの時代にはないものなので、そのありがたさや平和に感謝しながら生きていきたいですね。また、キュンキュン要素もたっぷりあります!すれ違いや嫉妬はドラマを見ているかのようで後押ししたくなります。時代は違えど恋って、青春って、こんなんだよなぁとほっこりします。登場人物みんなが笑顔になれたらいいのに…と幸せを願っちゃいます。声優さんとの声もマッチしていてよかったです。繰り返しみましたが、もっともっとみんなにも見て欲しいと思います!
日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞したり、国外でも国際アニメーション映画祭にて受賞している作品です。
昭和の戦時の暮らしを描いたアニメなので、タッチとしては柔らかい感じです。
悲惨さというものを映像化しているのですが、決して悲しみで泣いてしまう感じに偏ってはいなかったです。
涙を誘うように見せる?仕向けるようなストーリーではなく、当時はこうした状況下にあったんだよっと、やさしい感じでアナウンスしてくれている雰囲気でした。
主人公のすずさんは、描くことが大好きな女性です。私も描くことが好きだから重ねて見てました。
親が何もかも、将来を決めてしまうような、道が自然とできていて、そのレールをただ歩くような時代のなか、すずさんは目にしたものを描いていて、なんだから人生にまっすぐ突き進んでいる感じが良かったです。
また、アニメだけど、すずさんが描く風景のタッチが一瞬、実景になる感じもすごく良かったです。
斬新でした。
生活、日常、それらを淡々と見せるカットでしたが、個人的に、物足りないくらいこの生活を見守りたくなりました。
終戦記念日が近づくと毎年思い出し、もう一度見たくなる作品です。戦時中の広島を舞台としているので、見ていて胸を締め付けられる描写がすごく多いです。でも、同時に心が温かくなる、そんな不思議な気持ちを味合わせてくれる魅力が詰まっています。
印象に残っているシーンはたくさんありますが、中でも、ぼーっとしたまま死にたかったと涙する場面は本当に本当に見ていて辛かったです。戦争に巻き込まれる悲惨さをひしひしと感じさせる名シーンだと思います。改めて戦争がどれだけ許されないことなのかを教えてくれます。少し重い作品ではあるものの、戦争を知っている世代が減っている今の時代にこそ、ひとりでも多くの人にぜひ見て知ってもらいたいです。
能年ちゃんのほのぼのとして無邪気な可愛らしい感じと、現実の残酷さに打ちのめされていく感じの表現が本当に素晴らしくて、涙が止まりませんでした。作画もキャラも、あえてちょっと古めかしい感じにしてあるんだろうし、色合いも少しくすんだ感じも計算されているんだと思うと、全てが素晴らしい映画でした。劇中ですずが、戦争を知らない頃ののんきな自分のまま死にたかったというようなセリフがあるのですが、この言葉を聞いた時に、本当の意味で戦争の残酷さや、戦争がただの国民にもたらした影響というものに気がつけた気がして、深く胸に刺さりましたね。そんな言葉を聞いてしまうと、改めて戦争を直接体験したり見たりすることもない時代に生まれたことは、幸運なんだな。
実写版連続テレビドラマ『この世界の片隅に』
私はマンガは未読ですが、松坂桃李さんのファンなのでドラマを観ました。戦争中のお話なので、家族を亡くすような悲しいストーリーもあるのですが、どんな時も松本穂香さんと松坂桃李さん夫婦が、お互いを慈しみ、思いやっている様子がとても素敵で、観ていて心が温かくなるようなドラマです。いつもはのほほんとしているすずさんですが、意外と芯はしっかりしているというか、時に頑固者なのもとても可愛かったです。脇を固めるキャストも素晴らしく、特に行き場のない憤りを抱え苦悩する尾野真千子さん、ユーモアたっぷりですずさんを支える伊藤沙莉さん、哀しい運命に飲み込まれていく二階堂ふみさんの演技に引き込まれました。いつか舞台となった広島県にも行ってみたいです。
アニメ版を見た後で視聴したので違和感覚えるかと思いきや、まったくそんなことはなかったです。しっかり一人一人のキャラクターがはまっていて、俳優さんたちのすごさを感じました。
戦争が起こっている時代の物語ですが、主軸は一人の女の子の日常。その背景にたまたま戦争があるという雰囲気なので、残酷なシーンはそこまでありません。ただ、だからこそ生活のすぐ近くにある戦争の存在がリアルで、すごく心を揺さぶられました。
また、連続ドラマだからこそのボリューム感でアニメにはないエピソードを色々楽しめるところも良かったです。現代パートもちょっと意外でしたが、上手につながりを持って描かれていて、さらに色々なことを考えさせられました。
アニメ版のストーリーがめっちゃ良かったので視聴しましたが、ドラマになるとアニメよりも放送の尺が増える分、アニメの方では語られなかった部分のお話や、補足みたいなのがあって、本当に感動してしまいました。私は戦争モノっていうと、火垂るの墓くらいしかちゃんと見たことはないけれど、大人の視点から戦争ってモノが描かれているのが凄く良かったし、夫婦のストーリーだったので戦地に赴いて戦う姿、そんな夫の帰りを日本で待ち続けるすずの姿と両方を見ることができて色々と考えちゃいましたね。最初はアニメ映画版と同じくすずさんは、のんちゃんに演じてもらいたかったって思ったけど、松本穂香さんもおっとりした雰囲気だし、田舎者感があるのでこれはこれで良かった。
戦争物は見ていてとてもつらい気持ちになることは覚悟していましたが、やはり後半は涙が止まりませんでした。でも最後まで見て本当に良かったと思えるドラマでした。登場人物たちがみんな一生懸命に生きようとしている姿が凄く心に響きました。戦争について色々考えさせられるドラマだし、今がとても平和であることのありがたさや、命の尊さを改めて感じることが出来ました。この作品はこれから先もたくさんの人たちに見て欲しいと思ったし、戦争を知らない世代の人に是非見て欲しいなと思いました。主人公の女性がおっとりほんわかしているのに、とても強くて優しい女性なのでとても魅力的でした。松本穂香さんの演技が素晴らしく、透明感のある女優さんだなと感じました。子役の子の演技も凄く良かったです。
太平洋戦争のさなか、広島県の呉に嫁いだヒロイン・すずさんが過ごしたかけがえのない日常を描いたドラマというだけに、物語は戦争を題にしています。
だから空襲の怖さというものも描かれているし、そこには人の死もあります。
悲しみや憎しみなど、やはり戦争によって感情の起伏は激しくなるシーンもあります。
ですが、このドラマはすずさんの前向きな行動や言葉、仕草などに救われる部分がたくさんありました。
空襲という問題において、沢山の人の命がなくなるので、ぜひ、幅広い年代で視聴してほしいです。
当時の背景、ファッションなども癒やしになります。
昔はこんなものが流行っていたのか、こんな食事をとっていたのか、こんな髪型が流行りだったのか、いろんな見方ができました。
戦後の混乱期を懸命に生き抜くひたむきな夫婦の姿にとても感動しました。戦中、戦後の姿を描いた作品ははだしのゲンや火垂るの墓などさまざまな作品がありますが、この世界の片隅にも非常に良いストーリーだと思います。戦争というどうしようもない悲劇にさらされて、人間らしさを失ってしまう人もいれば、こういう時だからこそ逆に人間らしく生きようとするたくましい人たちもいるわけで、人間というものはこうあるべきだというお手本になります。きっと自分の祖先たちもこういう苦しい時代を懸命に生きてきたのだなと思うと改めて尊敬の念を感じます。戦争を知っている人はもちろん、知らない人でも老若男女問わず色々な世代の人におすすめな作品です。