※本ページの情報は2024年6月23日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2023年10月からTBS系列でテレビドラマ放送開始。
- 出演・キャスト
鈴木亮平、黒木華
井川遥、生瀬勝久、明日海りお
山下美月(乃木坂46)、きょん(コットン)
松平健、小泉孝太郎、小日向文世
- U-NEXTではドラマ出演をかけた半年間に渡るオーディション番組『下剋上セレクション 完全版』を9月10日から配信。
- 原案は菊地高弘によるノンフィクション書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』
ドラマ『下剋上球児』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
スピンオフ企画
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本ページの情報は2024年6月23日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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Leminoで配信中の作品
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FODプレミアムで配信中の作品
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Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
口コミ・感想
甲子園でビールの売り子をしていた鈴木亮平さんが、大好きな高校野球の監督を!と放送前から注目していた作品。楽しみだから事前情報を入れずに見始めたら、野球部を復活させるべく南雲監督が奮闘するスポ根ものというよりも、中盤までは南雲の問題がメインになっていて、タイトルの「下剋上」は南雲にも生徒たちにもかかっていたのかとようやく気づきました。野球部員もそれぞれ個性的だったけれど、小日向さん演じる孫の翔くん大好き祖父ちゃんが、権力を武器にあれやこれやと事細かく口出ししてきて、ある意味での注目株No.1だなと思っていたら、1球でも1回でも1試合でも多く、翔くんが投げている姿を焼き付けたかった理由が分かるとキャライメージが激変。野球部員たちとの絆にも勿論ぐっときましたが、番家天嵩くん演じる青空と南雲の男同士の友情も胸熱展開が盛りだくさんでした。
初めは「今高校球児の話ってどうなの?」と思ったし、鈴木亮平さん演じる主人公の南雲という人物も、ちょっと地味な感じがして期待感も少なく見始めました。でも最初の南雲に持った印象も、観て行く中で大きな問題を抱えていた事が分かり、だからあの雰囲気だったんだなぁと納得しました。また、野球に熱い気持ちを持っている香南子の存在が、次第に彼にも伝播していく様で、それと共に野球部を応援する熱い気持ちがこちらにも湧いてきて、気づけば毎週楽しみに観るようになっていました。小日向さんの演じる犬塚が一番破天荒な感じがして、彼が出てくると皆を混ぜ返すのでは?とハラハラものでした。離れて行っていた南雲がまた部員たちの前に現われた時は感動しましたし、後半に向け生徒たちの見違えるような変化も頼もしく映り楽しく観れました。
弱小野球チームが少しずつのしあがっていく姿に勇気をもらえる作品であり、思ったより野球以外のシーンも面白かったのが印象に残りました。特に南雲先生が教員免許を持っていないと疑惑がかかるシーンなど、意外なところで視聴者の興味をグッと惹き付けるのが上手いなと思いました。こういうスポ根ドラマは選手たちにスポットライトが当たりがちですが、この作品は指導する側にも同じくらい見せ場が用意されているのも良かったです。決して本当の先生じゃなくても、心が通じていれば指導によって生徒を変えることができるんだと感動させられました。そして下克上を描いた物語は、主人公側のチームが弱ければ弱いほど強くなっていく過程が楽しめるんだと、この作品を見て実感しました。
このドラマを見終わった後に、原案はノンフィクション作品であったことを知って鳥肌が立ちました。こんな奇跡みたいなことが実際に起こったと知って、衝撃でしたし、もう一度作品を見返したくなりました。弱小だった越山高校野球部がどんどんと強くなっていく様子がスピーディに描かれていて、その流れの早さが作品に勢いをもたらしてくれていたように思います。展開は早いながらも、1人1人のメンバーや先生たちの背景が繊細に描かれていて、感情移入しながら見ることができました。夢を追う生徒たちのまっすぐな心に何度も心打たれましたし、その心の綺麗さに自然と涙が出ていました。試合のシーンはアニメーションを取り入れながら臨場感に溢れていて、久しぶりにテレビ画面に目を奪わるという感覚を味わえました。
タイトルどおり、廃部寸前かというところまで来ていた越山高校が見事に復活し下克上をキチンと果たせたところが胸のすく思いで痛快でした。やはり主人公である南雲にとんでもない魅力があったからでしょう。彼は決して驕る事なく、慢心もなくただひたすらに生徒と野球に向き合って情熱を持ってやってきてました。すごくシンプルな事ですけど、今どきあそこまで真っ直ぐに向き合える人は少ないんじゃないかと思います。その甲斐あって、教師を辞めた後も署名が集まり監督として舞い戻ってくる事ができたんだろうなと感じました。日曜ドラマというのもあって、恋愛を絡ませずただただ人間と人間が心で触れ合うところが面白いところでした。甲子園がどうなったか気になりました。
南雲監督が教員免許を持っていないって展開になったときはゾッとしたけど、全体的に生徒が素直で可愛いし、応援したくなるドラマでした。やっぱり生徒って、周りにいる大人や先生の導き次第で、色んな方向に変わっていけるんだなって感じたし、「先生」という言葉も、免許云々ではなくて、どう人を導けるかという人柄なのかなって南雲監督を見ていて感じましたね。それにしても野球部員の未来の姿が、ちょっと感慨深かったです。最初は翔の方がピッチャーとして上だったはずなのに、星葉戦の好投で、一気に根室くんと立場が逆転してしまったっていうのは切なかったし、あの瞬間にもう翔が自分の未来を理解してしまっていたと思うと、そこだけは悲しい結末でした。