※本ページの情報は2024年6月22日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2024年1月5日から日本テレビ系列でテレビドラマ放送開始。
- 出演・キャスト
志田彩良、本郷奏多
吉本実憂、片山友希、小日向ゆか
芳村宗治郎、阿佐辰美、柄本時生
- 原作は黒田しのぶによる漫画『消せない「私」 ～炎上しつづけるデジタルタトゥー～』
ドラマ『消せない「私」ー復讐の連鎖ー』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
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FODプレミアムで配信中の作品
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口コミ・感想
兎に角、随所に生々しさを感じさせてくれるドラマです。内容としては、志田彩良演じる主人公の灰原硝子が高校時代に、同級生3人により性的暴行を受けた挙げ句、その模様をネットに流され、それが切っ掛けで両親も亡くなり、地獄状態に陥るという始まりとなっています。かなり重い立ち上がりですが、主人公が同級生の妬みという悪意により落ちて行く様がとても生々しくて引き込まれます。結局、硝子は引きこもり状態で10年という時を経て復讐へと動き出すのですが、彼女を地獄に落とした張本人達は硝子にした事もすっかり忘れて、のうのうと生きており、何なら身勝手に自分は不幸だと感じていたりしているのも妙に生々しかったりします。しかも肝心の復讐劇も、用意周到に相手をはめるための準備されており、先が読み難くそれでいてテンポ良く進むので、最終的にどうやってハメるのか気になるものです。加えて志田彩良の体当たりと言える演技も素晴らしく、人間として壊れてしまった様子も生々しいと感じました。その上、同級生3人の復讐が済んだ後に、1番の復讐相手が出現する等、先の読めない驚きの展開も用意されているので、サスペンスドラマ好きであればきっと最後の最後まで夢中になれるドラマだと思います。
一話から主人公にグッと感情移入させられる内容で、最終話までずっと心が潰されるような苦しい感情で復讐劇を見届けました。ただ自分に正直にオシャレを楽しんで生きていただけの女子高生が、嫉妬のために性暴力に遭いネットにその動画を晒される。それがキッカケで世の中から好奇の目に晒されて両親まで火事で亡くなってしまい孤独に10年暮らすのですが、それがどれだけ辛いことか手に取るように想像できて本当に見ていて苦しくなりました。加害者3人に次々と復讐をするのですが、みんなそれぞれに社会的信用や生命を失います。スカッとするかと思いきやその罪が重なっていくことでまたどんどんと気持ちが重くなっていくから不思議です。臨場感溢れる復讐劇でリアルだったし重厚でした。復讐ドラマが最近多い中でもインパクトがあり鮮明に記憶に残るドラマでした。
硝子が被害に遭う性暴力シーンが非常にリアルなので、その点を考慮して視聴が必要な作品です。いつの時代も妬みや僻みからのイジメはあったと思うけれど、スマホさえあれば誰でも簡単に撮影してアップできてしまうのが昔とは大きく違うところ。その場にいる加害者だけでなく、世界中を巻き込んだデジタルタトゥーという形でのイジメになってしまうことで、より被害者を追い込んでしまうんだなとひしひしと痛感。反省の機会を得られなかった加害者3人が、その後どんな人生を送っていたかは想像通りで、藍里とみちるも相変わらずなクズだったけれど、妻も子もある身で今も同じ性犯罪を繰り返していた大桃、動画再生回数を稼ぐためなら何でもやる綿貫のゲスさには吐き気がしました。
灰原硝子の存在感がハンパなかったドラマで、私が想い描いたラストとは違っていて、オリジナルストーリーだなぁって、鳥肌が立ちました。友情も断ち切るくらいの存在感があって、ようやく裁きを手に掛けることができるシーン。綿貫の暴言というか、やっぱり悪人らしい言葉尻があり、それでこそ裁きの制裁がくだされるって雰囲気がありましたね。
それらを視聴する配信の生々しい感じも伝わってくる演技力にやられた。
灰原硝子は謝ってほしくて…って感情ではなかったことに見ている私がわからないくらい、根っこは深かったね。命の制裁って、やっぱり必要なのね。あんなおわりになり、あの笑みがますますホラーだった。
ラストに、まだ捕まってないらしいよって通り過ぎる女…あ、消せない「私」ってこの噂話にもつながるんだって、寒気がした。
復讐相手が、全く同情もできないくらいに紛うことなきクズだったので、復讐していくストーリーにワクワクしたけれど、あれだけ酷い仕打ちをされたんだから、もっと徹底的にやってもよかったかも。ただ今回の復讐を見て何故かスッキリ出来なかったように、どんなにとことん徹底的に復讐したとしても、復讐というものにスッキリする終わりはないのかもしれないなとは感じました。それにしてもデジタルタトゥーだけでも結構キツイのに、放火で両親亡くすとかエグすぎて、見ていて辛かった。だからこそ私は基本的に、復讐することに関しては別に反対ではないけれど、復讐するということは、その相手の家族や周囲など、誰かしら巻き込んで不幸にする事を理解しないといけないなって思う。
ネット上に自分の惨めな姿を晒された主人公が復讐をしていく物語なのですが、悪役たちが本当にクズなので、復讐が遂行されていく度にスッキリしました。変に恋愛ドラマとかをねじ込まず、復讐劇だけにフォーカスして最後まで突っ走ってくれるところも良かったです。ネットは便利なものだけど、プライバシーや個人の権利が簡単に怪我されてしまうことを考えさせられました。ネットを当たり前に使う現代の人たちこそ見ておくべき作品だと思います。個人的には、もっと酷い方法で復讐してほしいと思いながら見ていました。しかし主人公は自分の中の理性を保って、相手と同じようなクズにはならないように気を付けていたのだと思います。そういう部分にも気がついていくと、どんどん主人公の魅力にハマっていきました。
で配信中の作品
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