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動画配信状況

映画『PERFECT DAYS』はどこで配信している?無料で見るには?

※本ページの情報は2024年4月17日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

  • 2023年12月22日に劇場公開。
  • 監督
    ヴィム・ヴェンダース
  • 出演・キャスト
    役所広司、田中泯
    中野有紗、柄本時生、アオイヤマダ
    麻生祐未、石川さゆり、三浦友和

映画『PERFECT DAYS』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Amazon プライム・ビデオで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Leminoで配信中の作品

配信はしていませんでした。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください

TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)

取り扱いはしていませんでした。

口コミ・感想

役所さんの演技力がとにかく素晴らしいです。冒頭約15分の家からトイレ清掃の仕事場まで行くというシーンの中で役所さんは本当にほとんど喋りません。なのに、中年の支度から業務開始までをものすごく注力して観てしまいます。それは監督の魅せ方もあると思いますが、家を出て朝日を観て少しニコッとしたり、スカイツリーの下を通る瞬間にカセットテープを入れたり、真面目に清掃するシーンも本当に些細な演技かもしれませんがそこがこの映画に人の目を惹きつける最大の魅力だと思います。
そしてヴェンダース監督の切り取る下町もすごくいい。この映画見ながら、東京のトイレってオシャレだなって思いました。それに、撮る場所にかなりこだわっている様に感じました。それは1つ1つのシーンの撮られた角度や平山が足繁く通うお店の数々がかなり日本的で日本人はなんとも思わないかもですが、海外の方に日本の下町の美を伝えるには十分な力を持っています。
この監督の美的センスと役所さんの演技力がとにかく輝いている静かながらも豪華な作品でした。
ちょっと疲れてる時に見た作品、涙がこみ上げてきて、見終わった後にスッキリしました。見どころは、ラストシーンの役所広司さんの表情に釘付けです。毎日の生活を主人公の平山を通して見るのが新鮮でした。夜明け前に起きて通勤の車に乗る。平山の選んだ人生に微笑んだり、後悔に涙したり。そんな彼の人生を感情と一緒に表情で感じることができます。最後に涙ながらに真っ直ぐに前を見る平山の笑顔が良いです。孤独な男の人生を、自分と重ねて見れました。見終わった後の余韻が心地良い。あの空気感は、主人公や出会いから見える人情が、東京をとても魅力的に描かれていたと思います。年齢やその人の生き方で、感じ方が違う作品なので、いろんな感想を知りたくなります。
ルーティンを映画にする、しかも観客席からは、その決められた毎日に最初は代わり映えしない印象しかない…そんな気がしてしまいました。
平凡な毎日に焦りを感じることのほうが遥かに多いのに、役所さんの役どころは木漏れ日に注目していて、小さなことに幸せを感じているシーンがたくさんありました。
同じシーンを見てるだけのストーリーには、突然第三者の存在が加わってきます。
例えば、妹さんの娘さんが突然訪ねてくるシーンもあって、ルーティンに変化が出るシーンです。
妹さんが「本当にトイレ掃除をやっているの」という言葉には、複雑な想いも重なっていたのかな。
昔の記憶が蘇るけど、次の日の朝にはいつもと同じ朝が彼には来る…。変化って、一人ひとり違うんだろうけど、この映画で若い人とのカセットテープの使い方で戸惑いが出るけど、そんなジェネレーションギャップは楽しめました。
「PERFECT DAYS」とはよく言ったもので、この作品を鑑賞後に、しみじみとこれこそが理想の毎日なのかもしれないと思ってしまうほど、良い作品でした。人によっては、毎日同じことの繰り返しの日々はつまらないとか、もっと刺激がある日常が良いって思う人もいるかもしれないけれど、私はどちらかとこっちのほうが安心して良いなって思うし、同じように見えて、ちょっとした変化に気がついて幸せを感じられるって素敵だなって思いました。そしてこの作品って、本当に何も起きない日常でしかないのだけれど、そんな日常の中で、主人公の感情の変化が伝わってくるって、役所広司さんって本当に素晴らしい役者さんなんだって、改めて実感することができたし、静かな日常と音楽が凄く印象的な作品でした。
セリフが非常に少なく、一人の男性の生活を淡々と追っているだけに見えますが、その生活の中にある美しさを見せてくれているのがこの作品の魅力なのではないかと思います。役所広司さんのたたずまいは、普段の重厚な演技とは一転し、一般人としての素朴さをあらわしているようです。毎日は同じことの繰り返しのように思えても、実は些細な違いが何度も起こっているという気付きを与えてくれる作品でもあると思いました。物語の展開は凄く地味なのに、こんなに惹き付けられて最後まで飽きずに鑑賞できるとは自分でも意外に思えます。あえて余白を目立たせるようにしたカメラワークや、そのシチュエーションにふさわしい音楽の使い方も高く評価したいポイントです。
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