※本ページの情報は2024年7月10日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2023年8月7日からテレビ東京系列でテレビドラマ放送開始。
- 出演・キャスト
三浦翔平、松井玲奈
谷まりあ、筧美和子
落合モトキ、皆川猿時
- 原作は長田亜弓による漫画『やわ男とカタ子』
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本ページの情報は2024年7月10日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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作品名 |
配信状況 |
やわ男とカタ子【テレビ東京オンデマンド】 |
○ |
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本作品の配信情報は2024年7月10日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
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口コミ・感想
現代社会での大きな話題となっているジェンダーについて笑いあり涙ありで考えさせられるストーリーでした。おねぇ系の漫画やドラマは個人的に面白くて好きですが、主人公の喪女っぷりが心にぐっときました。年齢的にもこの先の自分についてどうしたら良いのか、恋愛すらした事がなく、お化粧やオシャレに結婚なんてお先真っ暗という方がピッタリで柄にもないキラキラした服やアクセサリーなんか付けるなんて…と。まさに自分を見ているようですごくもどかしい気持ちにもなりました。主人公の女神とも言えるパートナーに出会えてからはどんどん明るく前向きになっていって、自分も頑張ればこんなふうに前向きになれたらもっと違うのかなと勇気をもらえました。
見る前は正直そこまで期待していなかったのですが、ごめんなさい、とってもおもしろかったです。イケメンだけど、そこまで特徴がないというか、代表作のなかった三浦翔平さん(これもごめんなさい!)。オネエ役が見事にハマっていて、個人的に今まで見た彼の作品の中で、一番の当たり役ではないかなと思いました。オネエなんだけど、これ見よがしでなく品があって、可愛げたっぷりで。ちゃんと人の気持ちを理解してくれるやさしさに溢れていて。こんな人が身近にいたら心強いでしょうね。そして松井玲奈さんもグッジョブでした。実際はきれいな人のはずなのに、イジイジした喪女に見えてしまうからなんとも不思議、というか演技が上手なのですね。喪女仲間もキラキラ女子も、それぞれとっても魅力的で、みんなを応援したくなってしまいました。人の価値観はみんな違って、自分にとっての心地よさや幸せを見つけられればいいよね。そんなことを思わせてくれるドラマでした。
原作は未読だったのですが、ドラマ放送開始前に奥様・桐谷美玲さんが原作の大ファンだという三浦翔平さんのインタビューを拝見して、きっと激アツ指導を受けたんだろうなムフフフと想像しながら視聴を続けていました。顔面も頭の偏差値も高い小柳さんなら、欲しいものを全て手に入れられる完璧な人生を歩んでいると決めつけていたけれど、弁護士事務所の同僚にはオネエであることを隠していたし、いざ隠さずありのままでいたら通りすがりに辛辣な言葉をぶつけられたり、普通という表現がナイフみたいに人を簡単に傷つけてしまうことをひしひしと痛感。それでも自分が好きなことには徹底的に前向きな小柳さんが愛おしくなったし、痛みを知っているからこそ藤子を何とかしてあげたいと思ったんだろうなとほっこりしました。
本作のブス役の女性達が、本当は全員が美人でした。最終回まで面白かったです。内容は、自分に自信がない喪女と、イケメンなオネエのラブコメディです。ストーリーは、とてもシンプルなので、想定内の安心で安全に見終われました。気に入ったのは、三浦翔平さんが演じている小柳は全く違和感がないぐらいから、キャラに徹底されているところが良かったです。彼のしぐさや声が上手すぎてイケメンのオネエキャラは、振り切ってる方が楽しいので良かったです。見どころは、バーでママに話聞いてもらいたいところと、ハートのお好み焼きなのに、それを真っ二つに切ってるサイコパスなところです。藤子の前での小柳さんも良かったし、弁護士の時のクールな小柳さんも良かったです。
この作品で三浦翔平さんが演じている小柳はいわゆるオネエなのですが、三浦翔平さんが見事に演じきっていて、しかも全然違和感がなかったので感心しました。それは言葉の使い方だけではなく、細かい仕草などにもあてはまります。そんな小柳によって、ヒロインの藤子が少しずつ女性としての魅力を取り戻していくところが、このドラマの一番の見どころではないかと思います。どんどん表情が明るくなっていく藤子を見ていると、女性にとってポジティブさや愛嬌がどれだけ大切なのかが伝わってきました。小柳は自分がオネエだからこそ傷ついた過去を持っていて、その過去があるからこそ藤子に優しくできたのだと思います。ただヒロインが可愛くなるという物語だけでなく、いろんな大切なメッセージが込められていると思います。
三浦翔平さんってホストみたいなチャラ男とか、イケメン男性系のイメージでしたが、めっちゃオネエ役似合ってましたね。仕草や喋り方はもちろん、お肌がキレイなので、説得力が凄かったです。それにしても恋愛って本当に、いろんな形があるんだなって思った。最初やたらとカタ子とキスしたがるから、コイツオネエなのにどういう神経なんだ?って思ってしまったけど、性別なんて関係ないところで好きになるってことなんでしょうね。そしてもじょ丸さんが途中まで筧美和子さんって気が付かなくて、気がついた瞬間凄くビックリしてしまったけど、中盤頃に意識改革で、今日からもじょ丸じゃなく、美女丸ですって名乗りだしたとき、個人的にツボでした。