※本ページの情報は2023年5月28日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2023年4月7日に日本で劇場公開。
- 監督
M.ナイト・シャマラン - 出演・キャスト
デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ
ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード
ルパート・グリント
映画『ノック 終末の訪問者』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)
で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)
で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)ストア
で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオ
で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
ノック 終末の訪問者(字幕版) | 個別購入 |
ノック 終末の訪問者(字幕版) | 個別購入 |
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FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
作品名 | 配信状況 |
ノック 終末の訪問者 | レンタル開始日:2023年06月28日 |
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口コミ・感想
前作の「OLD」がとても好きだったので、一度、シャマラン監督の作品を劇場で観てみたいと思い、鑑賞しました。
今作はほとんどが小屋の中のシーン描写なので、俳優の方々の演技が重要でしたが、特にレナード役のデイヴ・バウティスタは素晴らしかったです。GotGではちょっとおバカで脳筋なイメージのあるドラックスを演じていますが、今作のレナードはとても穏やかで、理性的で、そして心優しい人物です。体格もよく見た目の印象は怖そうですが、表情や声音に人柄が表れていて、序盤の少女ウェンとのやり取りは熊と子どもが遊んでいるようで微笑ましいシーンです。
しかし小屋に入ると緊迫感のあるシーンが続き、選択を迫られる家族同様、観客も4人の訪問者の言っていることが真実なのか虚言なのかわかりません。理性的なエリックと感情的なアンドリュー夫婦の対照的な態度は、観客の鏡でもあると思いました。訪問者が一人ずつ減っていき、途中で真実だと思う人もいれば、最後のレナードがいなくなった後、ようやく「本当かも知れない」と思い始める人もいると思います。残されたアンドリューとエリックの会話がまさにそれを表現していました。
この作品はかなり宗教色の強い映画だと思います。聖書にあまり馴染みのない日本人には、登場人物に感情移入しにくいシーンもありました。4人の訪問者が見たヴィジョンは黙示録であり、唯一選択を託された家族が人類全ての命と家族の命を天秤に掛けるという、信じ難いストーリーです。しかしストーリー自体は一本道なので、集中して見ることができました。
シャマラン監督の作品は不思議なもので、観終わった後に喪失感と爽快感を同時に味わうような作品が多いです。今作は特にそれが強く、感情の波が押し寄せて茫然自失になったかと思うと「世界はこんなに綺麗だったのか」と清々しい気分にもなれました。
そして、シャマラン監督作恒例の、監督のカメオ出演も必見です。今作唯一の笑いどころかも知れません。
今作はほとんどが小屋の中のシーン描写なので、俳優の方々の演技が重要でしたが、特にレナード役のデイヴ・バウティスタは素晴らしかったです。GotGではちょっとおバカで脳筋なイメージのあるドラックスを演じていますが、今作のレナードはとても穏やかで、理性的で、そして心優しい人物です。体格もよく見た目の印象は怖そうですが、表情や声音に人柄が表れていて、序盤の少女ウェンとのやり取りは熊と子どもが遊んでいるようで微笑ましいシーンです。
しかし小屋に入ると緊迫感のあるシーンが続き、選択を迫られる家族同様、観客も4人の訪問者の言っていることが真実なのか虚言なのかわかりません。理性的なエリックと感情的なアンドリュー夫婦の対照的な態度は、観客の鏡でもあると思いました。訪問者が一人ずつ減っていき、途中で真実だと思う人もいれば、最後のレナードがいなくなった後、ようやく「本当かも知れない」と思い始める人もいると思います。残されたアンドリューとエリックの会話がまさにそれを表現していました。
この作品はかなり宗教色の強い映画だと思います。聖書にあまり馴染みのない日本人には、登場人物に感情移入しにくいシーンもありました。4人の訪問者が見たヴィジョンは黙示録であり、唯一選択を託された家族が人類全ての命と家族の命を天秤に掛けるという、信じ難いストーリーです。しかしストーリー自体は一本道なので、集中して見ることができました。
シャマラン監督の作品は不思議なもので、観終わった後に喪失感と爽快感を同時に味わうような作品が多いです。今作は特にそれが強く、感情の波が押し寄せて茫然自失になったかと思うと「世界はこんなに綺麗だったのか」と清々しい気分にもなれました。
そして、シャマラン監督作恒例の、監督のカメオ出演も必見です。今作唯一の笑いどころかも知れません。
相変わらずに面白くて変な設定だったシャマラン監督の映画です。気になったところもありますが、楽しめました。良かったシーンは、車中で3人が歌ってるシーンでした。あとは、ちょっと見るのが辛いし苦しい展開になります。特に処刑シーンってキツいです。風刺的なところは、今の一般的な家族でもありそうな感じです。見ていると抗えない運命や宿命には、どうやってそれを受け入れるのかを考えさせられました。この状況の限界状況なのが良いです。だって誰も何も間違ってないのに、どんどん状況が悪くなるなんて、凄く怖くないです。しかし、実際は、こんなことになってしまうのかもと思ったりするから怖すぎです。そんなサスペンス映画なので、興味がある人にはおすすめです。
タイトルと予告が面白そうだったので見てみたけれど、ものすごくオカルト的というか、SFっぽいけれど、何が真実で何が正解なんだろうって見ながらずっと考えてしまう映画でした。そもそもいきなり訳の分からない4人組がやってきて、家族か人類か選べって言われても、信じられないですよね。自分たち家族を選んだあの家族は正しかったと思うけれど、それで滅びた人たちっていうのが、また選択によって滅びたのか、ただの偶然の自然災害だったのか分からないままだったっていうのも、妙な気持ち悪さがあって、モヤモヤするけれど良かったのかなって思います。この犠牲っていうのは、もしかしたらキリスト教とか宗教に触れる機会がある人なら分かるのかも。
この作品の怖かったところは、家族が和気藹々と過ごしていた日常が突然の訪問者によって一気に絶望へ叩き落されるところです。しかも家族は何にも悪いことはしてないので、その不条理な暴力性というのがより際立って感じられました。訪問者たちは自分なりの使命感や正義を持っているのですが、客観的に見るとただのサイコパスにしか見えないのがまたタチが悪いです。これだけだとただのサスペンス映画のようですが、この作品はキリスト教や聖書の要素などを大幅に足しています。なのであまりキリスト教に詳しくない自分にとっては、結構わからない部分もありました。それでもスリルを味わえますし、ラストが予想とは全く違った方向へ進んで行くのも面白かったです。
Mナイト・シャマラン監督らしい、ミステリアス、予測不能、ハラハラドキドキ、ファミリー愛、カメラワークが上手な作品でした。最初にMナイト・シャマランが監督をしたシックス・センスをもた時に、当時ものすごく斬新な作品だったのを覚えていますが、本作でもその斬新さが発揮されていて、世界の終末とは一体何なのか?、なぜ生贄を捧げなければならないのか、なぜ自分達の元へ現れたのか、謎だらけの展開で見ている人の興味をそそります。端的にいうとストーリーの起承転結がとても上手な監督だと思います。ミステリーでもあり、ホラーでもある絶妙な作品といえばMナイト・シャマランの右に出る監督はいないため、是非本作もおすすめです。