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動画配信状況

映画『哀愁しんでれら』はどこで配信している?無料で見るには?

※本ページの情報は2024年6月17日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

  • 2021年2月に劇場公開。
    哀愁しんでれら
  • 監督
    渡部亮平
  • 出演・キャスト
    土屋太鳳、田中圭
    COCO、山田杏奈
    ティーチャ、安藤輪子

映画『哀愁しんでれら』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品

作品名 配信状況
哀愁しんでれら

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本ページの情報は2024年6月17日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Amazon プライム・ビデオで配信中の作品

作品名 配信状況
哀愁しんでれら

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作品名 配信状況
哀愁しんでれら

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本作品の配信情報は2024年6月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください

TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)

作品名 配信状況
哀愁しんでれら DVD

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口コミ・感想

予告編から、主人公がサイコパスな夫に巻き込まれて悲劇に見舞われる話かと思っていたのですが、結末は全然違いました。誰が本当の事を言っていて、誰が結局何をして、誰が悪人なのか?映画の軸になっている謎が時間の経過とともに変容していくのが怖くて面白いです。ラストはかなりショッキングですが、洗脳される怖さ、親であることの責任など、少し視点を変えれば現代社会にも通じるところのメッセージが巧みに織り込まれているストーリーになっていてよかったと思います。おかしな事態に巻き込まれるほど美しくなっていく土屋太鳳さんの演技が、「哀愁しんでれら」というタイトルにピッタリでした。田中圭さんはどんなにヤバい役をやっても「この人本当にそうなのかも」と思わせる迫力がさすがです。
落ち込んでいた女性が運命の男性と出会えるシンデレラストーリーかと思いきや、どんどんサスペンス的な展開へ変化していって、最後の結末まで予想を超えてくるような作品でした。土屋太鳳さんが少しずつおかしくなってしまう様子、田中圭さんのモラハラ夫の演技など、どれもリアルで見てるだけでその辛さが伝わってくるようでした。家族という繋がりをあえて怖いものとして描いたり、愛されることを束縛として描いたりなど、あえて違う視点から見るような内容として仕上がっているところも面白かったです。いつからこの家族の歯車は狂ってしまったのか、見終わったあとにはそんなことを考えさせられます。そして家族を大切にしすぎるあまり、自分を客観的な目線で見られなくなる恐ろしさも痛感できました。
土屋太鳳ちゃんが何度も拒んだというヒロインの小春役。でもこれは太鳳ちゃんしかできない役だと思うのです。特にファンではない私ですが、彼女の印象としては品行方正で曲がったことが嫌いな女の子というイメージです。映画序盤の小春と同じではないですか!?真面目な子が親孝行しよう、社会のためになろうと頑張った結果段々心が壊れてくる…。とてもリアルな表現ですよね。
正義感の強いヒロインが田中圭演じる父親と娘に感情移入するのは当然だと思います。幸せな家族になりそう、と観客さえも感じますよね。だけどそこには狂気が棲んでいた。でもヒロインはここで幸せになりたい、なる必要があるのです。彼女が選んだ「幸せ」とは。
ラスト近くは現実なのか幻想なのかという疑問をはらみつつ、勧善懲悪にはならない締め方に「また観よう!」という気持ちになる傑作ではないでしょうか。
序盤はゆったり入っていく感じで、小春が様々な不幸に見舞われ、そこから大悟とヒカリ親子に出会い、彼にプロポーズされたことで、一つの家族になるストーリーです。
しかし、その面々がそれぞれに深い闇を抱えているため、人として様々な狂気が見え隠れし、次第にサスペンスホラーの要素が強まっていく作品でした。
色んなおとぎ話とリンクしている内容も、なかなか印象的になっています。
キャストは各々持ち味を発揮していますが、特にヒカリ役を演じた、子役のCOCOちゃんの高い演技力が光ります。
土屋太鳳さんは、好感の持てる優等生な配役が多い女優さんですが、本作品ではタイトル通りに、影を落とすような女性を演じられていて、また違った一面を引き出していました。
序盤は「サスペンスホラーかな?」という雰囲気で始まったので、自分が期待していたのと違うと思っていたのですが、徐々にしっかりとしたサスペンスホラーになってくるところが面白かったです。
中盤から家庭を破壊していく展開は個人的にはドストライクでしたが、終盤の展開はかなり賛否が別れるのではないかなと思いました。個人的には終盤は「ちょっと観れないな」と感じました。意図的に伏線が散りばめられてるので、きちんと理解できたらめちゃくちゃ面白い内容になっているんだろなと感じました。
キャスティングも豪華で、「田中圭」さんや「土屋太鳳」さんなど演技の上手い役者さんが揃っていたので見応えがありましたし、特に子役だった女の子は良かったと感じました。
題材はシンデレラですが、少女漫画にもありがちな『誰もが羨む王子様と両思いになったらハッピーエンド』では終われない闇の部分を描いた話でした。
土屋太鳳さん演じる小春は、児童相談所に勤める正義感の強い女性です。自身が母親に捨てられた過去を持つため、理想の母親像が人一倍強い印象です。これだけだったらいつも土屋太鳳さんが演じている役柄と同じような感じがするのですが、後半からガラッと印象が変わります。あまりにも理想の母親像を追いすぎたあまり張り詰めていく姿や糸がプツンと切れたような表現にゾクッとしました。この映画で新しい彼女を見た気がしました。
そして王子様ポジションの田中圭さん演じる大悟の自己愛の強さもとても狂気じみています。釣った魚に餌をやらない厄介男の役がこんなに似合うなんてスゴイです。(褒め言葉です)
そしてそして、今回強烈なインパクトを残したのが娘のヒカリ役のCOCOさん。こんな強烈すぎる役を演じて、学校でいじめられないか心配になるレベルで演技が上手くてビックリしました。このように俳優のみなさんそれぞれの熱量が凄くて、舞台を見ているかのような錯覚に陥った映画でした。
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