※本ページの情報は2024年6月16日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2017年にフジテレビ系「月9」枠で放送。
- 主婦が市議会議員となって世の中を変えていく。
- 出演・キャスト
篠原涼子、高橋一生
古田新太、前田敦子
千葉雄大、斎藤司
ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
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Leminoで配信中の作品
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作品名 |
配信状況 |
民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ |
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この記事は2024年6月16日時点の情報となります。配信が終了している可能性がございますので、FODオフィシャルサイトにて、必ず最新の情報をご確認ください。
作品名 |
配信状況 |
民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ |
DVD |
口コミ・感想
資格も学歴もない平凡な主婦が、生活のためにお金に目がくらんで市議会選に立候補するというストーリーにワクワクして観ました。主演の篠原涼子さんがいい意味でおばさん感が出ていてリアリティーがあり良かったです。そして正義感が強く、バイタリティーがあって行動力のある主人公は観ていて気持ちがいいです。主婦と仕事の両立や出産後の職場復帰など、結婚や出産によって生じる問題やその他にも女性の社会的な問題を様々な形で盛り込んでいて、見ごたえのあるドラマだと思いました。印象的なのは立場の違う女性たちを登場人物に据えながら、どの女性も強くたくましく描かれているということです。多様性が問われる現代で、女性の社会進出が今だ困難にある中、黙っていない主人公たちがなんともかっこよく期待以上に楽しめたドラマでした。
月9作品としては珍しく「政治」をテーマにしたドラマになっています。とはいえフジテレビが作っているので、当然シリアスな部分よりコメディタッチの多い作品です。篠原涼子さんが主演で、学歴のないパート主婦がひょんなことから(ドラマではよく使われる言葉ですね。ひょん、て何なんでしょう?)市議会議員選挙に立候補し、当選。そこに至るまでも色々あるのですが、お話としてはなかなかに面白いです。特に、学歴がない(篠原さん演じる主人公は高校中退という設定)既婚女性が、正社員になるより市議会議員になるほうが確率が高い、といった挿話など「貧困」が話題になっている昨今、よくできたお話だと感じました。放映は2017年ということなので、少し先取りしすぎたんですかね。よくできているドラマです。
まず率直に、政治について詳しくない私でも楽しめる作品でした。むしろ、詳しくないからこそ、主人公の佐藤智子と一緒に政治の世界を知ることもでき、今までよりも政治に興味を、わかせてくれた作品でもあるなと感じています。また、主婦が議員を目指すことは、なかなか難しいことだとは思いますが、主婦だからこその視点があったり、佐藤智子のような人って実際に必要だなと思うのと同時に、挑戦していく力強さに、とても勇気をもらいました。それに、篠原涼子さんが演じると、なんで、こんなに楽しいのだろうかと、この作品で観る篠原涼子さんの演技も、かなり魅力的でした。そして、もう一人、高橋一生さんの役どころも面白くてハマり役だなと思いました。
世の中の不平等な部分や理不尽な部分を見つめ直すことができる作品だと思いました。それだけでなく政治の意義や国民がどうしたら政治に参加できるのかということについても描かれていて、社会派ドラマ的な要素も含まれていると思います。主人公は中卒の主婦ということで、エリートではないけれど努力で這い上がっていこうとする姿に共感できますし、応援したくなります。そして凡人だからこそエリートにはできない考え方や行動をして状況を打開していく様子はみているだけで清々しい気持ちになれます。その主人公を演じる篠原涼子さんの、気の強い真っ直ぐな女性っぽい雰囲気がすごくマッチしてました。このドラマをみたあとでは政治に対する参加意識が大きく変わると思いました。
貧乏ながらも夫婦共働きで仲良く、つつましく暮らしていた智子が、理不尽なリストラに遭い、ときを同じくして夫が会社を辞めてしまったことから、正社員よりもなれる確率が高いという安易な理由で市議会議員の選挙に立候補するというストーリーが、もっとも身近な政治であるはずの市議会が、どこか遠いものだと感じていた視聴者に、政治に興味を持つきっかけになったと思う。特に、親の地盤を引き継ぐ世襲議員や、話題性で票を取ろうとするアイドル的存在の若手女性議員など、自分たちが普段見ている国会議員の縮小版といった感じで、あるある感を楽しめるのがよかった。そして、理想を掲げると同時に、どんなにいい案を提出したとしても、予算や他の議員、会派などの問題で簡単には実現できなかったりする現実も、身を持って感じることができた。見ていて、政治は意外と近くにあることに気づかされるドラマだった。
政治とは一体どういうものなのか、どうあるべきなのか考えさせられるようなドラマでした。篠原涼子さんが主演ということで、かなりコメディー寄りの作品なのかと思っていましたが、コミカルなシーンはありながらもシリアスなシーンもしっかりあったので全体的にバランスが良くて見やすかったです。篠原涼子さん演じる佐藤智子に最初はあまり感情移入できなかったのですが、後半にかけて見ていくうちにだんだん応援したくなりました。中卒主婦の佐藤智子が政治家を目指すというものだったので、政治にあまり関心がなかったりよく分からない子どもでも理解できるように噛み砕かれた内容でしたし、あまり現実的ではないようなツッコミどころのあるシーンはありながらも、多くの人が政治に興味を持つきっかけになるような作品だったと思います。