※本ページの情報は2024年6月23日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2024年3月29日に日本で劇場公開。
- 監督
クリストファー・ノーラン - 出演・キャスト
キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント
マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.
フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット - 原案はカイ バード、マーティン・J・シャーウィンによる書籍『オッペンハイマー』
2006年ピュリッツァー賞受賞作
映画『オッペンハイマー』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
取り扱いはしていませんでした。
口コミ・感想
オッペンハイマーの内面の心理描写がとてもよく表れている作品だなと思いました。
ナチス台頭などの時代背景もありますが、天才がゆえに科学的な興味から原爆をつくることに夢中になってしまう彼の心理、実際完成して日本に投下してしまった後の後悔や自責の念など、繊細な内面が感じられました。日本人としては複雑な心境もありますが、映像、音響など迫力があり、映画としての完成度はとても高いと思います。
映像、音の迫力から底冷えするような原爆の恐ろしさ、人間の領域外のコントロール不可能な力の怖さを感じました。
アインシュタインの登場する場面も示唆的で印象深いシーンです。
ノーラン監督お得意の時系列の複雑性があるので、軽く歴史的な時系列の予習をしてから見た方がより楽しめるかもしれません。
何回か見ても、見るたび発見があると思います。
ナチス台頭などの時代背景もありますが、天才がゆえに科学的な興味から原爆をつくることに夢中になってしまう彼の心理、実際完成して日本に投下してしまった後の後悔や自責の念など、繊細な内面が感じられました。日本人としては複雑な心境もありますが、映像、音響など迫力があり、映画としての完成度はとても高いと思います。
映像、音の迫力から底冷えするような原爆の恐ろしさ、人間の領域外のコントロール不可能な力の怖さを感じました。
アインシュタインの登場する場面も示唆的で印象深いシーンです。
ノーラン監督お得意の時系列の複雑性があるので、軽く歴史的な時系列の予習をしてから見た方がより楽しめるかもしれません。
何回か見ても、見るたび発見があると思います。
歴史的に大きな作品であり、見に行きましたが、まず時系列が少し複雑でストーリーに付いていくのが大変でした。主人公は自分の仕事をしたまでですが、それがもたらした歴史的な大惨事の結果、罪悪感、苦悩が切実に描かれており、見ていても胸が締め付けられました。主人公はただ苦しんでいるだけではなく、その後の人間味のある言動に温かみや救いを感じました。時代や与えられているものが違うだけで、みんな同じ人間なんだとも思いました。恋人との経緯なども含めて、人の孤独感をこんなに切なく描いているのも心に残ってます。時代のエリートは周りに動かされ大間違いをしてしまうが、自ら誠意を持ち生きていく姿は自分の人生にも大切なヒントになりました。
クリストファー・ノーラン監督の大ファンで映像に拘りがある監督として、今回の爆発するシーンは音量とともにその場でリアル体験をしているような迫力のある映画でした。冒頭から毒入りのリンゴを食べてるかどうかハラハラの展開から始まり、略奪した妻のキャサリや精神的に不安定だった恋人ジーンとのドロドロした関係、戦争を終わらすために一緒に仲間を集めたレズリー指揮官との人間関係のやり取りもとても面白く、家族をも巻き込んで開発にかかわる執念はすごかったです。終戦後の足の引っ張り合いや策略、アインシュタイン博士とのやり取りなど、考え深いシーンがたくさんありました。そうした中でもオッペンハイマーの心の中の葛藤などこれまで、描かれることがなかった人物に焦点をあて勉強になった作品だと思います。是非迫力ある映像を映画館で観ていただきたいです。
3時間の上映が、全く気にならない程に集中して楽しめた作品です。内容は、原爆の父のオッペンハイマーの人間性や原爆が投下されるまでの経緯が描かれてます。原爆投下シーンには、やっぱり胸が痛くなりましたが、見終わった後に、科学者の権利が何かを考えさせられました。構成や無音のシーンや爆発音等、映像も迫力があって、役者の演技も緊迫感があって素晴らしい。印象的なのは、科学が人を滅ぼすのかってところ。兵器として使われるのを完成してから気付くのは、開発する時は、自分の好奇心を突き詰めるからかな。でも原爆の被害者と向き合う心がある人だったのが良かったです。最初の量子力学のところの議論が難しいけど楽しい。モノクロとカラーのシーンが演出的に効いているのも、良かったです。
正直観るのが怖いと思っていた。きっとクリストファー・ノーラン監督でなければ映画館では観れなかっただろう。複雑に入り乱れた感情を葛藤を抑えつつ、世界で唯一の被爆国である日本で生まれ育ったのなら、 起こった事実とその惨劇から目を背けてはいけないのではとも思った。原爆のような兵器が作られてしまった背景には、自国の被害を食い止める為、兵士たちの命を救う為、一発の威力で戦争を終結させる為、様々な権力者たちが大義名分を振りかざしていて。純粋に研究に勤しんでいたオッペンハイマーもまた、使い捨ての便利な道具として利用されたに過ぎないのかと悲しくなりました。終始クリストファー・ノーランの世界感だったので、量子力学の議論は脳をフル回転させても難解だったけれど、解らないことに夢中になったし、何度も観て新たな視点から理解を深めたいと思えた作品でした
科学の発展は決して良いことだけではないと思わされると同時に、日本人の自分でさえも原爆のことについては全然知識がなかったんだなと、身が引き締まる思いになりました。原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーの苦悩が真っ直ぐ伝わってくるので、彼が救われますようにと無意識のうちに願っている自分がいました。それと同時に、彼のせいで死者が多く出てしまったと思うと複雑な思いになりました。時系列が動きながらストーリーが進行していくので、ただのノンフィクション作品よりも面白く感じられました。そして実験のシーンでは映像的にも派手な見せ場がたくさんあって良かったです。さらに世界的に有名な科学者が登場するシーンもあって、そこでは思わずテンションが上がりました。