※本ページの情報は2024年7月5日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
実写映画バットマンは1943年の初映画から現在まで多くの作品が作られてきました。
それらの作品はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
まずはどれだけの作品があるのか一覧としています。
- 『連続活劇バットマン』1943年
- 『バットマン&ロビン』1949年
- 『バットマン/オリジナル・ムービー』1966年
- 『バットマン』1989年
- 『バットマン リターンズ』1992年
- 『バットマン フォーエヴァー』1995年
- 『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』1997年
- 『バットマン ビギンズ』2005年(ノーラン三部作 1/3)
- 『ダークナイト』2008年(ノーラン三部作 2/3)
- 『ダークナイト ライジング』2012年(ノーラン三部作 3/3)
- 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』2016年
- 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』2022年3月11日に劇場公開
それでは実写映画『バットマン』シリーズはどこで見れるのか、各動画配信サービスの取り扱い状況は以下からです。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
バットマン | ○ |
バットマン リターンズ | ○ |
バットマン フォーエヴァー | ○ |
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲! | ○ |
バットマン ビギンズ | ○ |
ダークナイト | ○ |
ダークナイト ライジング | ○ |
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | ○ |
THE BATMAN-ザ・バットマン- | ポイント/レンタル |
U-NEXTは初回31日間無料に加えて600円分のポイントも付いてくる!それを使って漫画やレンタル作品を実質無料で見ることも。
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そしてU-NEXTはダブルスコアをつけて2018年2月の調査開始時よりずっと「見放題作品数No.1」!
さらに2023年7月にParavi(パラビ)と統合。TBSやテレビ東京の番組に強くなってますますパワーアップ!
本ページの情報は2024年7月5日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Hulu(フールー)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
バットマン フォーエヴァー | レンタル |
バットマン ビギンズ | ○ |
ダークナイト | ○ |
ダークナイト ライジング | ○ |
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | ○ |
THE BATMAN -ザ・バットマン- | レンタル |
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配信本数14万本を突破!
視聴機器も多彩に用意。パソコンにスマホ(iPhone, Android)にタブレット(iPad)。Fire TV、AppleTVなど他にも多数対応。ゲーム機ならPS4にPS5。そしてHuluはなんとニンテンドースイッチでも見れる!
支払い方法はクレカにPayPay、LINE Pay、キャリア決済など様々な手段が用意されています。
Hulu公式ページはここから
※Huluに無料体験期間はありません。
Huluを始めるならディズニープラスとのセットプランもお勧め!
ディズニープラスはディズニー作品だけじゃない!ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターなど多数の作品をラインナップ。Huluと相互に作品を補完しあって充実の動画生活を楽しめます。
ディズニープラスとHuluのセットプランは、スタンダードセットプランとプレミアムセットプランの2つからチョイス可能!
スタンダードセットプランは月額1490円でFullHD画質&2台同時視聴、プレミアムセットプランは月額1740円で4K動画&4台同時視聴を楽しめちゃう!
単体プランだとHulu月額1026円、ディズニープラス スタンダード月額990円、プレミアム月額1320円。これらを単純に足し算すると、スタンダードセットなら2016円、プレミアムセットなら2346円かかっちゃう計算に。でもセットプランならその差額がそれぞれ526円と606円もお得になるんです!
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Hulu Disney+ セットプラン
※Huluとディズニープラスのセットプランに無料期間はありません。
※また、ディズニープラス単体のサービスにも無料期間はありません。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
Amazonプライム会員ならたくさんの映画も見放題!
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Leminoで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
バットマン | ○ |
バットマン リターンズ | ○ |
バットマン フォーエヴァー | ○ |
バットマン ビギンズ | ○ |
ダークナイト | ○ |
ダークナイト ライジング | ○ |
THE BATMAN−ザ・バットマン− | レンタル |
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国内、海外の映画、ドラマ、アニメに加えて音楽ライブやLeminoオリジナル作品、人気の韓流ドラマなど豊富な作品がラインナップ。
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本作品の配信情報は2024年7月5日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
FODプレミアムで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
バットマン | レンタル |
バットマン リターンズ | レンタル |
バットマン フォーエヴァー | レンタル |
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲! | レンタル |
バットマン ビギンズ | レンタル |
ダークナイト | レンタル |
ダークナイト ライジング | レンタル |
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | レンタル |
THE BATMAN-ザ・バットマン- | レンタル |
フジテレビ系ドラマ、映画に強いのはFODプレミアム!8万本以上の動画を配信!フジテレビの人気ドラマやアニメ、映画、バラエティ。さらに人気の韓流ドラマや海外ドラマ。そしてここでしか見られないFODオリジナルドラマなど、多彩なコンテンツが楽しめます。
さらに200誌以上の雑誌も追加料金なしで読み放題。様々なジャンルの雑誌があるので、通勤中や休憩時間にも楽しめる!
視聴端末は、スマホ(iPhone、Android)、タブレット、パソコン(Windows、mac)、そしてFire TVやChromecastを使えば、大画面のテレビでも楽しめます!
FODプレミアム公式はここから
※FODプレミアムに無料期間はありません。
この記事は2024年7月5日時点の情報となります。配信が終了している可能性がございますので、FODオフィシャルサイトにて、必ず最新の情報をご確認ください。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
作品名 | 配信状況 |
バットマン&ロビン | DVD |
バットマン | DVD |
バットマン リターンズ | DVD |
バットマン フォーエヴァー | DVD |
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 | DVD |
バットマン ビギンズ | DVD |
ダークナイト | DVD |
ダークナイト ライジング | DVD |
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | DVD |
THE BATMAN-ザ・バットマン- | DVD |
DISCASは大手レンタルチェーン店ツタヤが運営する月額制のDVD宅配レンタルサービスです。「定額レンタル8ダブル」プランなら新作含む全ての作品を月8枚レンタルできる。
DVDだからこそ配信停止になった作品や、配信がされていない作品もDVDで見れる!
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DVD宅配レンタル(DISCAS)の無料体験はここから
※無料期間中は新作DVDのレンタルは出来ません
※無料お試し期間終了後、通常料金(無料お試し終了後の料金)で自動更新となります。
口コミ・感想
ダークナイト
バットマン作品にハマったきっかけになった作品です。それ以前の作品についてはバットマンが主役の作品は少し見た事がありました。他のヒーロー系作品についてもヒーローを際立たたせる為の脇役という印象が大きかったのですが、この作品は悪役がメインに置かれています。
悪役が主題になっている事によって、ものすごく人の感情、社会について深堀されていてとても深い作品になっていると思います。ただお金がかかっているだけになっていなかったり、単にセリフや悪い事をするというだけにならずに、映像表現についてセリフやシチュエーションもしっかりついてきているのがこの作品のすばらしいところだと思います。特にジョーカー役をしていたヒース・レジャーの演技力は圧巻で、ヒース・レジャーの演技力がなければ悪役を主題にした本作品は成り立たなかったと言い切れます。この作品はすごいです。
演技派俳優のクリスチャンベールの演技もよかったのですが、ジョーカーを演じたヒースレジャーの演技がこれまでの彼の演技を覆させられるほど見事で魅了されました。特にジョーカーが一度捕まって留置場でバットマンに尋問されるシーンが印象的で、派手なアクションはなくても不気味なジョーカーの態度といらだつバットマンという対照的な二人のお互いの心理的な戦いがよかったです。また、ストーリーもアメコミらしい王道的な善悪の対立という感じではなかったので、大人でも楽しめる映画になっていました。善悪や信念とは何か正義という概念について改めて考えさせられるストーリーになっており、終盤からの意外な展開やラストの結末は面白かったです。
この作品は公開当時かなり話題になったので、すぐに見に行きましたがすごく面白かったです。まず完全に主役はジョーカーですね。バットマンシリーズなのですが、ジョーカーの方が目立っているので不思議な感覚がありました。狂気に満ちたジョーカーを演じていたヒースレジャーさんの演技に感動しました。完全に道化と化しているので、これは本当に演技なのかリアルなのかわからなくなるくらいのハマりっぷりで彼の一挙手一投足から目が離せませんでした。自分は、この作品で初めてジョーカーの存在を知ったのですが「こんなにも魅力的なキャラクターがいるのか」という衝撃を受けました。ちょっと悲哀に満ちていて、ほっとけない愛おしさがあります。敵なのにこんな感情になったのは初めてです。
ゴッサム・シティの銀行を襲う犯人達が仲間同士でも次々と殺していく所は、やり方が汚いなぁと思っていたらやはりその中にはジョーカーが混ざっていて、納得と同時にこれからのバットマンらの行動に大きな苦難が予想され、その後も暗躍するジョーカーに一気に引き込まれて行きました。また、執事のペニーワースの凛とした存在が、知的で言葉に重みがあり好きなキャラクターとなり、秘密基地でバットマンと計画や武器を試すシーンなども気に入っています。もちろんバットマンのいかつい黒い車もかっこよく、その後バイクに変化して戦うのも面白かったです。後半、レイチェルとハービーがそれぞれジョーカーに拉致されてからは、その後の展開はハードでどんどん目が離せなくなり、ハービーの歪んだ復讐心と苦悩の行動は悲しく、その後のバットマンの自身の運命を受け入れ生きていく姿に感動しました。
この映画は主役のバットマンのカッコよさもさることながら、宿敵であるジョーカーのカリスマ性に魅力を感じました。ジョーカーの狂気を感じられる笑い方や表情の作り方も、ヒースレジャーが完璧に演じられていてスゴいと思いました。ストーリーが濃密で面白いだけでなく、アクションシーンも大迫力で見ごたえがありました。バットモービルやバットマンが使用する武器もちょっとSFチックなふんいきがあってカッコよかったです。最新機器を使って戦うバットマンに対して、自分の知能と残虐な心を駆使して戦うジョーカーが対比構造になっているところも個人的に好きなポイントです。上映時間は結構長めですが、あっという間に終わってしまったと感じるほどに無駄のない作品でした。
悪の権化でもあるジョーカーを演じたヒース・レジャーは、なんと撮影直後に急逝しています。公開前の謎の死ですから、いろいろな憶測が飛び交うのも必然ですが、この凄まじい悪の演技によって、何かが憑依したのか、それともこの演技をすることが、彼の人生の最大の使命だったのかもしれません。いずれにしても、この作品は明るいヒーロー映画とはかけ離れています。むしろ悪に満ちた架空の都市を背景にして、正義とは何なのか、反対の悪とは何なのかを鋭く見るものへ提示してきています。しかもこの作品はジョーカーを中心にしたストーリーと言えるし、まさにシリアスな社会問題を深く扱ったテーマが、見る人に非常に重くのしかかってくる傑作だと言えます。個人的には、バットマンが大好きな○○が、ジョーカーに拉致され、死んでしまうところ、悲しすぎました。記憶に残るシーンです。
ダークナイト ライジング
アクションも全体の映像展開も、バックの音楽も素敵で最高でした。私の好きなことがいっぱいに詰まっていて、素晴らしいとしか言えません。数回見ましたが、その度にいろんなことに気づけて、評価が上がっていく作品です。嫌いな人は、アメコミらしくないと言いますが、渋くてシリアスな作品として見ていけば、味わい深いところがたくさんありました。ヒーローは常に苦しみながら、一つ一つ解決していきます。まさに苦悩を突き抜けた英雄の姿を追求しているだけで感動ものでした。この作品は常にアメリカの架空の都市であるゴッサムシテイを背景にしていますが、そのグレーな雰囲気は、ある意味混沌とした社会の裏の実像に迫るものだと承知していますから、そこで苦しみ戦うからこそ、バットマンの魅力は輝いているのだと思います。
ノーラン三部作の完結編
とても良い完結の仕方をしたなぁと思いました
冒頭から今作のヴィラン、ベインがどれだけヤバいキャラなのかをド派手なアクションでしっかり魅せてくれます
三部作最後の作品だけあって、全体的にアクションの規模が大きいです
飛行機やらドームやら色々なものが派手に壊れるので描写的に凄く楽しめます
ストーリーもバットマンとかつて所属していた影の同盟との因縁に決着をつけるという熱いものになっています
ラーズ・アル・グールの遺志を継いだベインが容赦なくバットマンを追い詰めてゆきます
前作のジョーカーは精神的にツライ攻撃をしてきましたが、今作のベインは物理的にバットマンを追い詰めるキャラで、ジョーカーとは違った方向でインパクトがあります
新キャラのキャットウーマンや若手警官のジョンもしっかり見せ場があって物語を盛り上げてくれます
クライマックスの警察と影の同盟の乱闘シーンは圧巻です
その中でバットマンとベインが最後の決闘をします
実に燃える展開でした
終盤、とある場面でバットマンがゴードンに言う台詞がとても良かったです
かつてもらった言葉を相手に返すというのがエモいなぁと感じました
物語の締め方も大変好みでした
ファンサをしつつ、締めてくれるような終わり方をしているのは嬉しかったです
満足のゆく完結作でした
この映画の好きなところは、ヒーロー映画でありながら民衆達の活躍をしっかり描いているところです。バットマンだけがヒーローなのではなく、勇気を振り絞って前に進めば誰だってヒーローになれるんだというメッセージをこの映画から感じることができました。そして今回はキャットウーマンとベインという原作でもおなじみのキャラクターが出てきますが、原作のキャラデザにアレンジを加えて、実写として違和感がないように工夫されていたと思います。ベインを演じたトムハーディはこの役のために肉体改造をしただけあって、出てきたときの体の厚みと迫力が半端ではなかったです。そしてバットマンとベインの戦いの中ではかなり衝撃的なシーンがあるので、それは実際に見て確認してほしいです。
アンハサウェイがとにかく美しく、冒頭のメイド姿からキャットウーマンまでずっと美しいから目を奪われます。また、ストーリーもこれまでのバットマンビギンズやダークナイトのストーリーの結論を上手く描かれており、アメコミ王道的な正義や自己犠牲を単なる善悪の対立ではなかったので大人も楽しめる映画になっていました。さらにラストのシーンは衝撃的で、これまでゴッサムにすべてを捧げたバットマンの結末や新たな希望が見える瞬間は思わずグッとくるものがありました。そして、ゲーリーオールドマンやモーガンフリーマンといった豪華キャストが再び出演しているのも魅力でした。演技派俳優が多く出演しているので、より緊迫したシーンも迫力が感じられてストーリーに没入できました。
ダークナイト3部作の3作目です。登場人物や話の設定上、1作目、2作目を見ていた方がより楽しめますが、見ていなくても十分に楽しめます。今回はバッドマンが大ピンチに陥ってしまう展開です。前作で大事な人を亡くしてしまっていて、何もする気が起きないバッドマンがどのようにして自分のピンチを乗り越えて、戦っていくのかは見ものです。前作ではあまり活躍の無かった、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンですが、今回は良い方、悪い方、どちらの立場でも大活躍します。可愛いけどかっこいいの極みですので、ぜひ見て欲しいです。物語の最後に執事のアルフレドがフィレンツェで見た二人は本物だったのか、淡い夢だったのか、とても切ないシーンで、とてもよかったです。
ダークナイトの続編なのですが、前回に引き続きバットマンが活躍する映画ですごく楽しめましたね。今回は殺し屋ベインが敵として登場するので、いつものバットマンな感じで見やすかったです。やはりバットマンシリーズの最大の売りはバトルシーンですね。カメラワークがとても細かくて臨場感をダイレクトに感じる事ができるので非常に面白いです。ベインとの戦いとは別にキャットウーマンの謎にも迫るストーリー展開が巻き起こるので、そこも見どころの一つです。バットマンシリーズの中でキャットウーマンの存在はなくてはならないと思うので、この作品も彼女が好きな人にとっては最高の作品になるのではないでしょうか。キャットウーマン役のアンハサウェイさんの演技も非常にハマっていて役作りの真摯さに好感が持てました。
THE BATMAN-ザ・バットマン-
歴代バットマンに比べるといい意味でアメコミ・ヒーロー物らしくないサスペンスクライムを感じさせる内容。雰囲気も暗く、雨のシーンが多く画面自体も暗いため、終始ダークな雰囲気が漂っている。一番最初のバットマンの登場シーンはホラー映画のような恐怖感を覚え、バットマンに裁かれる側の悪役の恐怖を始めて味わえた。また、ブルースがバットマンになって2年目という設定のため初々しさと不器用さが見られ、この作品ならではの味わいがある。謎解きのようなサスペンス要素も今回のメインヴィランであるリドラーのキャラクターも魅力的に表現されているため、目が離せない展開となっている。ゴッサムシティの闇や暴かれる嘘、公人はたくさんいても果たして善人が存在するのかの是非を問われている感覚。嘘や社会の闇から生まれたリドラーは”誰なのか”ではなく街中の”誰か”なのかもしれない。バットマンとしてやらなくてもいいとすら思える作り込みはDCブランドに頼っていないようで個人的には非常に好感をもてる。今後の続編が非常に気になる。
全編ダークで重い雰囲気の作品
シリアスな作品が好きな方にはオススメです
バットマンが怖く描かれているのが印象的です
暗がりから現れ、悪党達を容赦なく徹底的に叩く
回避行動をとらずにズンズンと近づいていき、悪党達を倒してゆく
我が身を省みずに暗闇で敵を倒す姿は怖さを感じました
バットモービルが怪物のように描写されているのも良かったです
暗闇から火を吹きながら登場
目標に向かって猪突猛進
爆発をものともせずに敵に向かって突き進む姿はカッコよくもあり、怖くもありました
リドラーはバットマンとは別ベクトルで怖い存在でした
言葉の端々から何かが壊れている、狂気を感じる言動が強烈でした
彼が暴くゴッサムの闇も中々キツいものがあり、ブルースの追い詰め方がエグかったです
今作ではゴッサムという町の闇や腐敗に焦点が当たっており、こういう場所だから、バットマンやリドラーが誕生したのかなと思いました
町の腐敗が怪物を産んだというふうに感じてしまいました
人間の業の深さにスポットがあたる作品は観賞にエネルギーがいりますが、個人的にはとても好みなので、今作はとても楽しめました
バットマン好きな方やダークな作品が好きな方に観てもらいたい作品です
新しい監督の新シリーズで過去の作品も良かったけど今回ハードル上げて周りの期待もありどうかなぁと思ってましたが新シリーズのバットマン、私の予想や期待をはるかに上回り良かったです。俳優も変わりどうかなあと心配したのですがバットマンキャラも活かしながらストーリーもサスペンス仕立てで主役もかっこよく良かったです。悪役のポール.ダノの迫真迫る芝居も超良かったです。バットマンに欠かせないバットモービルもまた前作と違ったかっこよさがありペンギンとのカーチェイスバット息を呑むほどの迫力があり釘付けになりました。次回はジョーカーが出てくるかも知れないのでそれもまた次回が楽しみな映画です。それまでまた楽しみに待ちたいです。
バットマンシリーズは幼少時代から大好きで新しいバットマンがまた見れるという感じですごく嬉しかったです。なんといってもやはり映像美ですね。昔のバットマンは少し霞んだ映像だったのですが、この作品はとてもクリアで見やすいです。主人公であるブルースウェインが知能犯であるリドラーと対峙していく様がすごく興奮できます。連続殺人事件の犯人としてリドラーが暗躍していくのですが、何故か謎解きの要素を残してバットマンたちを翻弄していくので、そこも面白要素の一つです。そのなぞなぞを考えながら物語を推察していくのも楽しいのでより物語に厚みが増している気がします。やっぱりバットマンはいいですね。クールな雰囲気がすごく中二心を刺激します。
バットマンが子供を救うところに大号泣でした。バットマンの白眉のシーンとも言えます。総じての感想は何層にも魅力的なシーンを綴じ込んでいるところと思います。まさに傑作中の傑作です。見終わった時心の中にずっと響くような感動がありました。また、どんでん返しの素晴らしさに、周りの友人たちにも、是非観て欲しいと強く思いました。ストーリーの中では悪のボスが出てきますが、本当のボスの登場にビックリ仰天です。雨がいつも降っていて、暗闇のようなイメージが覆っていますが、空を飛ぶバットマンを見た時の突き抜けた爽快感は格別のものでした。ヒロインの愛がバットマンに希望を与えるところも素敵でした。あっという間の至福の時間に感謝しかありません。
バットマンの映画は今までにいくつも出ていますが、その中でもかなり現実味があって、ヒーローというよりは探偵に近い姿を見ることができたのが面白かったです。今回のバットマンは結構未熟なところがあって、高いところから飛んだあとに着地に失敗したり、敵からだされた謎をなかなか解くことができなかったり、人間っぽさを感じられるところも良かったです。今回バットマンの宿敵となるリドラーは複雑な生い立ちを持っているので、悪役だけど同情できるような部分もたくさんありました。なのでただバットマンが悪い敵をやっつけるというシンプルなストーリーではなく、いろいろな深い事情を考えさせられるようなストーリーになっているところも高評価したいポイントです。