※本ページの情報は2024年7月10日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 原作はをのひなおによる漫画『明日、私は誰かのカノジョ』
- 2022年4月12日~ TBS/MBS系列でテレビドラマ放送。
- 出演声優・キャスト
吉川愛、横田真悠
齊藤なぎさ(=LOVE)、箭内夢菜
宇垣美里、楽駆
井上想良、ゆうたろう - 2023年5月2日からテレビドラマ第2期『明日、私は誰かのカノジョ Season2』が放送開始。
- 出演・キャスト
茅島みずき、綱啓永
新井美羽、稲葉友
石川恋、橋本マナミ、入山法子
ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Disney+ (ディズニープラス)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
明日、私は誰かのカノジョ ※上記タイトルにシーズン1~2まで配信されています。 |
○ |
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Hulu Disney+ セットプラン
※Huluとディズニープラスのセットプランに無料期間はありません。
Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
取り扱いはしていませんでした。
口コミ・感想
ドラマ第1期
都会で孤独に悩む若い女性像をリアルに描いており、見ているこちらも彼女たちから伝わるヒリヒリする気持ちを味わうことができます。レンタル彼女やパパ活、整形、ホスト通いなど別の誰かに依存することで寂しさを埋め合わせようとする5人の女性たちから目が離せません。主人公の雪を演じる吉川愛さんがレンタル彼女をしていろんな表情を持つ女性を繊細に演じています。どの女性たちも原作通りでかなりハマっています。特についホストと出会い、のめりこんでしまいお金を作るために風俗をしてしまう萌がとてもリアルでかなり感情移入をして見てしまいました。みんな苦しみながら必死に生きている姿に共感できること間違いなし!です。彼女たちと出会う男性たちの振る舞いにもつい注目してしまいます。
レンタル彼女にパパ活、整形、ホスト狂い…「今」を生きる5人の女子たちのリアルな姿が描かれています。各話の主人公たちは性格も考え方も違っていてますが、それぞれ満たされない何かを抱えていて、それを埋めるかのように日々を生きている姿が切なく感じます。登場人物たちに共感したり、こんな考え方もあるのだなと感じながら楽しめると思います。特に、原作でも人気の”ゆあてゃ”ことゆあと萌が登場するホスト編はホストと客の駆け引き、客同士のバトル、そしてゆあと萌の行動の危うさに目が離せませんでした。原作のキャラクターやストーリーの再現度が高く、それでいてドラマオリジナルの展開になっているところあるので、原作を読む前でも後でも楽しめる作品です。
このドラマは、テンポがよくて、それぞれのヒロインの人生を覗かせてもらってる感じなのが面白かったです。ちょっと見づらいなぁと思う話もあったりしましたが、見てるとだんだんハマってきて、楽しかったです。キャスティングは、吉川愛さんの役が、1番ハマっていました。女性の仕事の働くの選択肢の多肢にわたるのが、あらためて認識できました。見どころは、ホストにハマっていく過程が、リアルすぎで見ていて怖かったです。そして、ヒロインの入れ替えが素晴らしい。違和感がないから、つい続きが気になります。楓みたいな人が近くにいない事にホッとしました。ドラマだから安心して見ていられたと思います。萌ちゃんのように闇落ちしないようにとは、思ったぐらい刺激的な作品でした。
主役の雪のちょっと冷めたような表情が印象的でした。そこには彼女の幼少期に、家族との厳しい日々が心と顔に深い傷を負っているのが段々と分かって来て、しめつけられる気持ちにさせられました。でも、雪は芯が通っているというか、他の女性達とはちょっと違う凛とした印象があって、そこに惹きつけられていきました。そんな彼女とは対照的に、相手の男性に翻弄されて行く女性達の心模様も見ごたえがありました。中でも印象に残っているのが、ホストにのめり込んでいるゆあと、彼女に誘われてホストクラブに通うようになった萌の二人の行動には目が離せませんでした。特に萌は、最初はさっぱりとした印象だったのに、ホストの一人に熱を上げだしてからはどんどん女性らしさに磨きをかけていき、お金を稼ぐために相当な無理をしてしまうのでどうなってしまうのかとても心配でした。女性達それぞれの生き方が、切なくもたくましく描かれていました。
キャスト陣では、吉川愛さんと宇垣美里さんがそれぞれ違った女性的な魅力が出ていて良かったです。最近のドラマは原作改変される事が多いですが、この作品はほぼ原作通りで、キャスト陣の雰囲気が原作のキャラクターのイメージを再現しているのは好感が持てました。優愛や萌といった個性的なキャラは再現が難しそうに感じましたが、全く違和感が無かったのは良かったです。レンタル彼女・パパ活・ホスト狂いなど現代の女性の問題・トレンドを各話に盛り込めているので、毎回面白かったです。テーマが現在進行で話題になっているものばかりであり、各編の主人公たちの悩みがリアルに描かれているのでストーリー展開に惹き込まれる作りが次回の話が気になるエッセンスになっていたのかもしれません。
このドラマは整形にハマってしまった女性やホストにハマってしまった女性のエピソードなど、自分の寂しさや足りなさを埋めるために他の対象に依存してしまうことの辛さを伝えているような気がしました。登場人物たちは依存しているものでひとときの不満は解消されるけれど、すぐにまた不満がたまったり寂しくなったりして、また同じことを繰り返してしまう辺りがとてもリアルで恐ろしかったです。男性の自分としても、このドラマに出ている苦しんでいる女性たちの姿は他人事とは思えませんでした。なぜなら少しでも間違ったルートを進んでしまい、取り返しのつかないことになるのは男女関係なく起こり得るからです。そういう意味で、誠実に生きることの大切さを実感できるドラマでもありました。
ドラマ第2期
シーズン1よりも「夜の世界」感が強くなってダークな雰囲気が強くなり、これぞみんなが求める明日カノの世界〜!といった感じです。
ルナ編・エミ編は原作でも楽しく読んでいたエピソードなので楽しみでしたが、キャストも漫画のイメージ通りで再現度も高く良かったです…!
個人的には自分の年齢のこともありエミにはかなり感情移入して観てしまいました。入山法子さんのビジュアルが素晴らしかったです。
可愛らしい方なんですけど、後ろ暗さと幸薄さを漂わせるのがお上手すぎて…!美人なのに愛嬌のある感じもまた社会経験のなさがあどけなさに繋がってるのかな…と深読みの余地がある雰囲気で、エミが実際いたらこんな感じかなというイメージのままだったので大満足でした。
シーズン2の主人公2人はシーズン1の登場人物たちと繋がりのある人たちで、彼女たちのコンプレックスや悩みを描いている構成になっています。その為、出来るだけ前作を観た方が内容を理解し易いと思います。前作に出ていた萌のサークルの友人である留奈が大学を休学して高級ソープランドで働いている時に、客として来た人気配信者と次第に恋人関係になっていく話は、ネットでの炎上を通して、留奈が恋人に依存する事が性に合わない事に気づいて、恋人と別れて大学へと戻って就職を目指すという女性の自立性を描いているのが印象的です。もう一人の主人公である江美は、留奈と同じソープランドで働いている元バンギャの中年女性で、こちらは周りの人々の生活環境の変化と何も変わってこなかった自分に対する不安が描かれていて、大学生の留奈とは違った形で自立しようという女性像が描かれていました。江美のエピソードは、若い頃の自分と現在の自分の状況を徐々に理解して、彼女なりの人生の歩み方を踏み出していったのは良かったと思います。
お金だけを信じ、お金のためにソープで働く女子大生・留奈と占いに人生を委ね、周りに流されながら生きている40代女性・江美の姿が描かれています。留奈編では誰かのためにお金を使うなんて考えられないという留奈とは対照的な高校生・心音が登場します。心音は推しのために全てを捧げるような子で、推しの発言や行動によって喜んだり落ち込んだりする姿は、誰かを推したことがある人なら共感できるところが多いと思いました。江美編では若さを武器に、無敵だと信じて生きていた過去の姿も描かれています。その時代に合わせたメイクや服装の再現度が高いところもリアルでよかったです。また、原作にはないドラマオリジナルのシーンも加えられていて、前作で登場したあるキャラクターのその後の姿が見られたのもうれしかったです。
シーズン1がおもしろかったので、そのまま続けてシーズン2を見始めました。茅島みずき演じる留奈は大人っぽくて、最初に大学生という設定を知った時は驚きました。ドラマを見ていくうちに、確かにまだあどけなさの残るピュアな感じがして、それが余計切なくも感じられました。綱啓永はこのドラマで初めて知った俳優さんでしたが、歌い手という今風な役を完璧に演じこなしていて、歌い手という特殊な形で活動する人の社会的な弱さや、苦悩がリアルに描かれていて、時々痛いほどでした。二人とも形は違えど何か満たされないものを必死に満たそうともがき苦しんでいて、それは今を生きる人に何かしらの形で共感できる点だと思います。別世界の出来事だけど、他人事と思えない魅力のある作品です。
このドラマの女性ってみんな誰かと幸せになることはないけれど、色んな経験をして、酸いも甘いも味わって進んでいく感じが今回も良かったです。留奈の方は、とにかく隼斗がクソ過ぎました。過去の恋愛とはいえ、元カノに炎上させられて問題になっていたのに、すぐに留奈と付き合おうとする神経が信じられなかったです。ただのタレントとか、ネット配信者なら良いけれど、顔出しもしているアイドルなんだから、もっとプロ意識持ってほしかったです。最後に心音ちゃんが推し変してよかったと言っていたのが印象的。江美さんの方は、占いに頼ったりとか色々あったけれど、お友達とまた楽しそうで何よりだったし、これが私の人生だって認める言葉が刺さりました。
お金が発生しない体の関係はもう考えられないと笑い、日々淡々と割り切って働いていたプロの留奈さんでも、こんなトロあまな彼氏中心の生活サイクルになるんだなと、その激変ぶりに驚きながらも何処かホッとしたというのも本音でした。噂レベルでしか知らなかったので、アカウント名からたどって、ワインボトルに写っているのがバシくんだと、特定するまで徹底的に調べ尽くすその執念に震えながら、好きと嫌いではなくて憎いが紙一重なんだろうとしみじみ痛感させられました。人生の歩み方的にも恋愛の傾向的にも江美さんにより感情移入することが多かったのですが、迷い悩み葛藤しながらも、自分らしい方法で立ち上がろうとしていた留奈さんからも江美さんからも学ぶことが多かった作品でした。