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動画配信状況

映画『ミッシング』はどこで配信している?無料で見るには?

※本ページの情報は2024年6月21日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

  • 2024年5月17日に劇場公開。
  • 監督
    吉田恵輔
  • 出演・キャスト
    石原さとみ、青木崇高
    森優作、有田麗未
    小野花梨、小松和重
    細川岳、カトウシンスケ、山本直寛
    柳憂怜、美保純、中村倫也

映画『ミッシング』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Amazon プライム・ビデオで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Leminoで配信中の作品

配信はしていませんでした。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください

TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)

取り扱いはしていませんでした。

口コミ・感想

実際の事件をほうふつとさせるような物語で、エンタメ作品でありながら、ズシリと重たいものが心に残ります。ごくごくありふれた日常生活の中で、小さな女の子が行方不明になり、母親は狂乱…ひとかけらの情報を求めて懸命に働きかけをしていくその姿がマスコミから、そしてネットから配信されると、逆にその一挙手一投足が興味本位に暴き立てられ、ありもしない疑惑が膨れ上がって事実が捻じまがり、事態があらぬ方向に転がっていく…という、本当に恐ろしいお話です。安易に書いた憶測がSNSで拡散されていったり、誰もが加害者になりうる狂乱がそこにありました。その日、母親がたまたま推し活していただけなのに、いつも育児放棄していたかのように拡散されてしまう恐怖。うん、これは、他人ごとではないのだ…と実感してしまいます。石原さとみさんは事件に翻弄されて崩壊していく姿を表現するために、ボディソープで髪を洗ってボロボロにしたと役作りの過程を語っていました。鬼気迫る表情だけでなく、そんな変化がぐいぐいと視聴者を作品世界のありふれた風景の中に引き込んでいきます。石原さとみさんが、こんなお母さんを演じる女優さんに成長されたのだなぁと、感慨深いですね。
最愛の娘が失踪した両親の苦しみを描く映画で、心が引きちぎれそうになる思いで見ていました。同じ年頃の子どもを持つ身としてかなりしんどい描写もあり、涙なしでは見られません。娘がいなくなってから必死に捜査をし、目撃情報を依頼するチラシを配り続ける夫婦の姿と、それを報道するメディアの在り方を赤裸々に描いています。当事者にとっては娘がいなくなった悲しみは到底忘れられないのに、世間の記憶はどんどん薄れていき、報道も視聴者の興味だけを切り取っていくというリアルな様子がつらかったです。メディアに出ることで気持ちを煽るようないたずらや心無い人たちのバッシングが出てくるのはわかっていながらも、それにすがるしかない夫婦の気持ちを考えるとしんどくて仕方ありませんでした。娘のことを想い壊れていく妻沙織里に対し、一歩引いて冷静を装う夫豊が一人で静かに流す涙が切なくて忘れられませんでした。
ミッシングを見るまでは、娘さんは見つかるのかな、犯人は誰なんだろ…って、結末ばかりを考えていました。しかし、結末よりもその過程は脆く、儚いもので、胸を締め付けられました。
チラシ配りをしていると、親切な親子が印象深いものでしたが、それ以上に、お子さんが保護されましたよというイタズラ電話には無念さが押し寄せます。
圭吾さんのせいかもしれない…もちろん、圭吾さんのせいだろう。でも美羽ちゃんに似ている子を見つけて跡をつけて、それが美羽ちゃんではなくて不審者扱いされて…はじめてさおりに「ごめんなさい」と謝るシーンは、本人が1番苦しんでいたんだと痛感されるシーンでした。
美羽ちゃんに会いたい…この映画の結末は正直、納得がいくことないけど、人の弱さは2人だから乗り越えられるんだと分かります。
行方不明の事件とか、リアルに本当にたくさんあるので、見ていてすごく胸が詰まりました。石原さとみさんの演技が、とにかく凄いです。悲壮感に満ちています。自分が推しのライブに行ってしまったからというのも分かりますが、その辺の背景も普通の家族を見ているようで、すごくリアルでした。結局、犯人も娘も見つからないままでしたが、だからこそ、私たちもこういう事件を風化させてはいけないんだなと実感させられます。また、SNSや報道のあり方についても、すごく考えさせられました。視聴率を気にするテレビや、加熱していくSNSなど、受け取る私たちにも責任があることを思い知らされます。いろんな情報に惑わされることなく、自分で直に目で見たり、協力したりすることの方がよっぽど大事だと思えました。
娘を失ってしまった母親の悲しみを、石原さとみさんが鬼気迫る演技で表現していたのが一番印象に残っています。見ているだけでもずっと胸を締め付けてくるような、生々しい空気感もこの作品の良いところだと思います。石原さとみさん演じる母親は、周りから見れば狂気的だと思われてしまうような行動をとっていますが、母親の強さをストレートに表せていたと思います。吉田恵輔監督の作品はメディアやSNSの描き方が上手いイメージがあったのですが、それは今作にもあてはまりました。人々が扇動され、思い込みが強くなって被害者すらも叩くなるように様子はまさに地獄絵図です。見終わったあとはしんどくなること間違いなしですが、絶対に見る価値のある一作です。
不必要に悪者が存在することもなく、過剰に演出されていることもなく、ただただリアルに重たいっていうのが見ていてしんどかったけれど、だからこそ余計に、誰も間違っていない中での心のすれ違いや、沙織里がどんどんやつれて狂っていく状況に、最後まで目が離せなかったです。特に私は、奥さんの為に、本当は自分だって喚き散らしたいくらいに辛いのに、あえて自分は冷静でいようと努めている旦那さんと、報道のためとはいえ、良心が邪魔をしてしまって、最後まで踏み切れない記者さんの心情が良かったなって思います。人間、沙織里みたいに分かりやすく取り乱したり、不幸オーラを発揮してくれれば、あの人は辛いんだって分かるけれど、みんながみんな表に自分の気持ちを出せるわけではなくて、内情なんて見ただけでは分からないものですね。
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