※本ページの情報は2024年6月24日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2024年5月10日に劇場公開。
- 監督
山下智彦 - 出演・キャスト
松本幸四郎、市川染五郎
仙道敦子、中村ゆり、火野正平
志田未来、松本穂香、北村有起哉
中井貴一、柄本明 - 原作は池波正太郎による小説『鬼平犯科帳』
映画『鬼平犯科帳 血闘』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
取り扱いはしていませんでした。
口コミ・感想
新キャストによる新生鬼平劇場版の第2作で、密偵となることを申し出たおまさの奮闘を描くあらすじとなっています。鬼平というと中村吉右衛門氏のイメージがどうしても強いものの、新キャストによる本作は旧作に触れてない鬼平初心者に入りやすい印象も感じました。また本作はおまさを始め、女性陣の活躍が目覚ましいあたりは(時代劇作品だけど)現代でも通じそうな展開に感じられました。一方でどうしても旧作のイメージのある方は賛否が避けられない印象なのがリバイバル作品の宿命にも感じられましたが、悪役の極悪非道ぶりやそれを倒す殺陣の見応えなど娯楽時代劇としてかなり王道なつくりになっていて、時代劇または日本映画の底力を感じさせる作品に感じました。
この作品が鬼平犯科帳初体験でしたが、敢えて登場人物たちが明瞭にならない流れが良かったです。話の流れが作品が進んでいくにつれて「冒頭のシーンはここの伏線だったのか」と驚かせてくれます。血文字の逆さダイイングメッセージも、何も語らずとも犯人が鬼平に対して挑戦状をたたきつけたんだと悟らせてくれました。芋屋の正体が盗賊だったのも何も言わずとも彦十の表情を見ただけで分かります。今回大活躍したのが居酒屋の娘のおまさです。平蔵に密偵になりたいと申し出て却下されて独断で調査を始めたことで作品をいい意味でかき混ぜてくれます。最終的におまさは敵に捕まり九平とともに仲間になりました。おまさは流れ的にもが死んだと思ったのに「生きてるんかい」と予想を裏切ってくれました。
太刀といい、配役もかなりいい戦略だと感じました。
日本の時代劇映画でも、かなり見応えあります。
過去について何かしら縁絡みがある関係性なんですが、最初は分からなかったその関係性が少しずつ明らかになっていく。
怨みも連鎖するはずです。
しかも、なかなか悪人の行方がわからないっていうやきもきするシーンがあったり、罠を見抜けなかった場面は「うまいなぁ」って感じましたね。
血闘につながる血文字のメッセージ…。
この謎解きは私でもわかった!被害者が残したんじゃないなぁ…案の定、犯人からの挑戦状でしたね。
私的に、印象深かったのはやっぱり過去の因縁かな。怨念を感じる般若の面の彫り…渋いなぁ。
渋いといえば配役だけど、甚五郎さん、刀を振るえないからひたすら逃げ回っている、卑怯者だけど否めない(笑)
日本の時代劇映画でも、かなり見応えあります。
過去について何かしら縁絡みがある関係性なんですが、最初は分からなかったその関係性が少しずつ明らかになっていく。
怨みも連鎖するはずです。
しかも、なかなか悪人の行方がわからないっていうやきもきするシーンがあったり、罠を見抜けなかった場面は「うまいなぁ」って感じましたね。
血闘につながる血文字のメッセージ…。
この謎解きは私でもわかった!被害者が残したんじゃないなぁ…案の定、犯人からの挑戦状でしたね。
私的に、印象深かったのはやっぱり過去の因縁かな。怨念を感じる般若の面の彫り…渋いなぁ。
渋いといえば配役だけど、甚五郎さん、刀を振るえないからひたすら逃げ回っている、卑怯者だけど否めない(笑)
時代劇の定番中の定番、池波正太郎さんの『鬼平』___長らく中村吉右衛門さんが務めてきたその鬼平を松本幸四郎さんが受け継ぎ、さらにその若き日の彼を、息子である市川染五郎さんが演じるという、なんとも嬉しい”共演”作品です。”今”の鬼平が、鬼平となった過去編と交錯することで、ずしりとそのキャラクターの重みが活きてくるのです。父と息子がそれぞれに、他の追随を許さない所作の美しさ、江戸時代に生きる人としてのナチュラルな空気感が素晴らしい。そして惚れ惚れしたのは、鬼平シリーズの見せどころである殺陣のシャープさです。アクションではなくて、殺陣!めちゃめちゃカッコいい!そんな魅力が緩急取り混ぜて織り込まれており、一瞬も目が離せません。30年後にも、市川染五郎さんが鬼平を演じてくれることが楽しみになる…そんな作品でした。
昔から池波作品が好きで、特に鬼平犯科帳のシリーズは特別で、先代の中村吉右衛門さんの頃から毎週水曜日の20時から放送されるのを楽しみに子供の頃を過ごしていました。そんな平蔵好きが、映画が上映されると聞けば、見に行かずにはいられなくなり、久ぶりに劇場に足を運びました。映画を観ての感想は、松本幸四郎さんの立ち回りに正直、驚かされました。時代劇だとどうしても立ち回りが見せ場になると思うのですが、動作にキレとダイナミックさがあり、観ているとモノを心を掴む圧倒的な演技でした。また、立ち回りだけでなく、所作も美しく、着物の着こなし方や足の運びも「粋」でカッコよく完全に「自分のモノ」にしている感じがしました。もう一回お金を出して観に行きたいかと問われたら、私の回答は「YES」です。それだけの価値があるものだと思っています。次回作を楽しみにしています!
時代劇が少なくなってて、見たいなというタイミングだったから、時代劇を堪能できて大満足した作品です。内容は、本所の桜屋敷に続いて、新生鬼平の第2弾作品になります。新しいキャストも思ったより悪くなくて、正統派の時代劇で楽しめます。映像も迫力があって殺陣シーンは見どころです。ハデだしカッコ良い。特に鬼平が、いも焼酎の店に行く時の緊張感は見応えあります。鬼平は御公儀ものだから、過去の経緯は関係なく、どこまでも公明正大な存在で、恰幅良く幸四郎鬼平が、町店や悪党のねぐらに華やかに現れるのが最高です。斬り合いのシーンも多いから痛快な上、ストーリーが二転三転してラストに全てが繋がってるのも最高。畳返しのシーンなんて、これが本当の畳返しかと感動しました。時代劇が初めての人にも爽快な映画なのでオススメです。