※本ページの情報は2024年7月3日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 原作は梅村真也による漫画『終末のワルキューレ』
- 2021年にアニメ『終末のワルキューレ』第1期がNetflix独占アニメとして配信開始。
- 出演声優・キャスト
沢城みゆき、黒沢ともよ
杉田智和、小西克幸
木村昴、鈴木達央 - 2023年4月14日から『終末のワルキューレII 前編』がテレビアニメ放送開始。
- 2023年10月20日から『終末のワルキューレII 後編』がテレビアニメ放送開始。
アニメ『終末のワルキューレ』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
終末のワルキューレ | ポイント/レンタル |
終末のワルキューレⅡ | ポイント/レンタル |
U-NEXTは初回31日間無料に加えて600円分のポイントも付いてくる!それを使って漫画やレンタル作品を実質無料で見ることも。
映画・ドラマの見放題。新作もレンタルで素早く配信。さらに180誌以上の雑誌も読み放題。
毎月1,200円分のポイントが付与されるので月額の実質価格はとってもお得!
※ポイントはレンタル作品や電子書籍などに使えます。
※1,500~1,800ポイントで映画館チケットへ交換可能!※対象映画館一覧はこちら ※利用する映画館で必要ポイントは変わります。
不足分をチャージ(1pt=1円)すれば現在上映中の作品もお得に見れる!初回特典の600ポイント+不足分ポイントチャージ。実質600円引きで映画館で見れる!
そしてU-NEXTはダブルスコアをつけて2018年2月の調査開始時よりずっと「見放題作品数No.1」!
さらに2023年7月にParavi(パラビ)と統合。TBSやテレビ東京の番組に強くなってますますパワーアップ!
本ページの情報は2024年7月3日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Hulu(フールー)で配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
終末のワルキューレ | レンタル |
終末のワルキューレⅡ | レンタル |
日テレ系ドラマ、バラエティに強いのはHulu!
見逃し配信、Hulu独占ドラマ「Huluオリジナル」も注目。
配信本数14万本を突破!
視聴機器も多彩に用意。パソコンにスマホ(iPhone, Android)にタブレット(iPad)。Fire TV、AppleTVなど他にも多数対応。ゲーム機ならPS4にPS5。そしてHuluはなんとニンテンドースイッチでも見れる!
支払い方法はクレカにPayPay、LINE Pay、キャリア決済など様々な手段が用意されています。
Hulu公式ページはここから
※Huluに無料体験期間はありません。
Huluを始めるならディズニープラスとのセットプランもお勧め!
ディズニープラスはディズニー作品だけじゃない!ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターなど多数の作品をラインナップ。Huluと相互に作品を補完しあって充実の動画生活を楽しめます。
ディズニープラスとHuluのセットプランは、スタンダードセットプランとプレミアムセットプランの2つからチョイス可能!
スタンダードセットプランは月額1490円でFullHD画質&2台同時視聴、プレミアムセットプランは月額1740円で4K動画&4台同時視聴を楽しめちゃう!
単体プランだとHulu月額1026円、ディズニープラス スタンダード月額990円、プレミアム月額1320円。これらを単純に足し算すると、スタンダードセットなら2016円、プレミアムセットなら2346円かかっちゃう計算に。でもセットプランならその差額がそれぞれ526円と606円もお得になるんです!
2つのサービスを一緒に契約して、お得に動画ライフを満喫しちゃいましょう!
Hulu Disney+ セットプラン
※Huluとディズニープラスのセットプランに無料期間はありません。
※また、ディズニープラス単体のサービスにも無料期間はありません。
dアニメストアで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
終末のワルキューレ | レンタル |
終末のワルキューレⅡ 前編 | レンタル |
終末のワルキューレⅡ後編 | レンタル |
Amazonプライム会員ならたくさんの映画も見放題!
配達に便利なのはもちろん「Prime Reading(電子書籍の無料本)」「Prime Music(音楽の無料視聴)」「Amazon Photos(写真の無料アップロード)」などプライム会員ならではの特典が盛りだくさん!
初回30日間無料で試せる!
DMM TVで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
終末のワルキューレ | レンタル |
終末のワルキューレII | レンタル |
終末のワルキューレII後編 | レンタル |
フジテレビ系ドラマ、映画に強いのはFODプレミアム!8万本以上の動画を配信!フジテレビの人気ドラマやアニメ、映画、バラエティ。さらに人気の韓流ドラマや海外ドラマ。そしてここでしか見られないFODオリジナルドラマなど、多彩なコンテンツが楽しめます。
さらに200誌以上の雑誌も追加料金なしで読み放題。様々なジャンルの雑誌があるので、通勤中や休憩時間にも楽しめる!
視聴端末は、スマホ(iPhone、Android)、タブレット、パソコン(Windows、mac)、そしてFire TVやChromecastを使えば、大画面のテレビでも楽しめます!
FODプレミアム公式はここから
※FODプレミアムに無料期間はありません。
この記事は2024年7月3日時点の情報となります。配信が終了している可能性がございますので、FODオフィシャルサイトにて、必ず最新の情報をご確認ください。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
作品名 | 配信状況 |
終末のワルキューレ | DVD |
終末のワルキューレII | DVD |
DISCASは大手レンタルチェーン店ツタヤが運営する月額制のDVD宅配レンタルサービスです。「定額レンタル8ダブル」プランなら新作含む全ての作品を月8枚レンタルできる。
DVDだからこそ配信停止になった作品や、配信がされていない作品もDVDで見れる!
DVDは専用の往復封筒で郵便受けに届くので不在の心配も必要なし。平均1日~3日ほどでお届け。
返却は郵便ポストに入れるだけ。返送料金もかかりません。
まずは30日間無料体験!
DVD宅配レンタル(DISCAS)の無料体験はここから
※無料期間中は新作DVDのレンタルは出来ません
※無料お試し期間終了後、通常料金(無料お試し終了後の料金)で自動更新となります。
口コミ・感想
アニメ第1期
バトルアクション作品は様々あるけれど、人間対神というフィクションの中でも最も夢の対決が描かれた最高傑作。天空から人間を眺めている神々からしたら、己の欲を優先して簡単に命を奪い合う人間なんて、滅亡しても当然だと考えるのも無理はないと頷きつつ、それでもこれからの人間に懸けてみたいというあがきも捨てきれなくて、人間代表として戦ってくれている名高い偉人たちを応援せずにはいられませんでした。そんな痺れる戦いの中でも1番印象深かったのが、佐々木小次郎とポセイドンの一戦。最後の最後まで凛々しくかっこよかった小次郎と、試合後に誰よりも興奮が冷めることなく次なる一戦へと闘志むき出しになっていたブリュンヒルデ様の姿がとても美しくて最高に萌えました。
神々対人類の英雄達との1対1の戦いを描いた異色の作品で、特にバトルシーンに力を入れており迫力ある展開が見ものとなっています。人類側についた戦乙女・ブリュンヒルデが交渉役や英雄の選定など様々な苦労を背負って神と対峙しているのが目に付く内容になっており彼女の姉妹たちの運命も含めて色々と見所のある内容です。1回戦から雷神・トールと三国志で最強と呼ばれる呂布の戦いとなるなどその手の知識がある人にはたまらない対戦となっており、彼らの生き様もしっかりと描写していて面白く描かれています。対戦者同士の過去を振り返るなど様々な演出があり、必殺技の応酬などとんでもないバトルが見られるのがこの作品の魅力です。どちらかが死ぬまで戦い続けるため苦い決着が多くなりますが、それもまた見所の内で1戦ごとにはっきり分かれるコントラストが無常ながらも納得のいくもので見入っています。神々の描き方などかなり個性が強い作品となっており、常に興味深い内容で楽しませてくれました。
漢のロマン溢れる内容ですごくおもしろかったです。
トールやゼウス等の誰もが知っているような強大な神に誰もが知っているような英傑が立ち向う。これが凄く良かったです。
初戦は呂布vsトールでしたが、ここからもアツかったですね。
私は三国志が好きというのもあるんですが、あの呂布の戦いを見れるのかと思うと超興奮しました。
普通に考えると神と人間が戦っても勝敗なんてわかりきったものですけど、そのあたりはバランス調整がとれているんですよね。
結果それぞれの戦いは文字通り死闘となり、白熱したバトルを楽しめました。
あと呂布のようなガチ武将だけでなく、アダム等の普通に有名なだけの人物も活躍するというのが良かったです。
しかも神を圧倒するシーンもありましたし、楽しめました。
神様と歴史上の人物が戦うという少年心をくすぐってくる展開の連続だけでなく、最後までどちらが勝つかわからない緊張感を味わえるところがよかったです。神様はゼウスやポセイドン、歴史上の人物は呂布や切り裂きジャックなど、かなり知名度が高いキャラクターが揃っているので見てるだけでもテンションが上がりました。最初は人類側を応援していたのですが、実は神様側にもいろいろなドラマがあるため、結果的には両方を応援している自分がいました。しかも、戦いの中でも友情が芽生えたり、お互いの強さを認め合ったりするなど感動的なシーンも見せてくれます。1つの試合が終わるごとに結構自分の中で余韻が残るほど、すべての戦いが自分にとってベストバウトでした。
神VS人間のバトルものです。物語によく出てくる神や人間(偉人)が出てくるので、「あっ、何か知ってる」のノリで見れると思います。各バトルにおいて神と人間の背景についてじっくり描かれるので、知らない間にどんどん感情移入しているのが面白い作品だと思います。個人的に一番好きなのは呂布奉先VSトール。初戦なのですがいきなりの好カード。某ゲームで呂布のことが大好きなので楽しんで見ることができました。今まで最強の名をほしいままにしてきた呂布が、初めて自分と同等かそれ以上の強者に出会い歓喜する様は戦闘狂のようでありながらもこれぞ呂布という感じでテンションが上がります。お互いの全力を出し切って戦うさまはこれぞバトルアニメ!胸が熱くなるので必見です。
個人的に絵柄とかこういう暴力系のバトルモノが好きじゃないから、あんまり期待しないで見たけど、神様と歴史上の人物の戦いが本当に面白くて、気がついたらめっちゃハマってました。あまり神話にも歴史上の人物にも詳しくないけど、それぞれマッチアップしたときに、バトル中に両者のこんな伝説話があるとか、史実に基づいての戦いがなされるので、思わずそうなんだって感心してしまったし、一番戦いに向いてなさそうなアダムがまさかのゼウスと戦った時の、あの意外性と迫力のある戦いが面白かったです。結構予想とは違った結果や、意外な事実が出てきて感心したりするので、バトルモノが好きな人はもちろん、歴史が好きな人とかはめっちゃ盛り上がりそう。
終末のワルキューレII 前編
1期は3戦したところで終わり、2期はその続きから。今回も神VS人間の熱いバトルが展開されていました。個人的に好きだった戦いはジャック・ザ・リッパーVSヘラクレス。ぱっと見た感じどう見てもヘラクレスのほうが強そうなんです。ギリシア神話屈指の大英雄ですからね。これはすぐに決着がつくのでは思いましたが、ジャックが策士っぷりを見せてくるところが面白いですね。ヘラクレスはいかにも武人という雰囲気で真っ向勝負を好むタイプなので、お互いの戦闘スタイルの違いがうまく表れていたと思います。嫌われ者のジャックと周りから愛されているヘラクレス。二人のキャラの違いもいい感じに対比になっています。戦いのあとのヘラクレスがめちゃくちゃかっこいいので是非見てください。ヘラクレス兄さま、あんた漢だよ…!
今回面白かったところは、シーズン1よりも無謀に思えるような戦いが多いところです。例えばジャックザリッパーとヘラクレスの戦いでは、ただの殺人鬼と神様の対決ですから、ジャックザリッパーが一方的に負けるように思えます。しかし、こちら側の予想を覆すかのように互角な戦いが繰り広げられるので終始興奮して楽しむことができました。シーズン1のときよりも話が進むテンポがゆっくりになっているようですが、それに伴ってキャラクター1人1人の掘り下げ方が丁寧になっているのも良かったです。戦いのときは真剣、その他のシーンでは結構ギャグ要素が多かったり、しっかり緩急がついているところもこのアニメの魅力につながっていると思います。
全体的に勢いで展開してるけど、とても面白かったです。頭を使わなくてもぼーっと見れるのは、疲れている時にちょうど良いです。もう、何度もどんでん返しがあるのが、驚きでした。でも、神と人間の対決なんて凄い話ですが、その対戦カードというのが、驚きの組み合わせで興味をひきます。例えば、ジャックザリッパーとヘラクレスとか、雷電とシヴァというの面白すぎです。それがとても激アツのバトルで楽しめました。タイマンしてる選手だけでなくて、彼ら側のにんげん模様も描かれていて、それも良かったです。ジャックザリッパーがお気に入りです。このヘラクレスとジャック・ザ・リッパーの対戦が意外過ぎでしたが、切り裂きジャックが神に挑むのは、とても興味深くて、人間だから駄目だろうと思っていたのに、意外と戦略的にヘラクレスを追い込んでいくから、笑えて楽しかったです。シヴァと雷電のバトルはとてもアツくて、試合後涙が溢れるほどでした。楽しめるのでおススメです。
ただ戦いに勝った1勝分の価値だけではない、もう駄目なんじゃと完全に折れそうになっていた、全人類の心を魂を救ってくれた佐々木小次郎の勝利に胸熱最高潮状態から一転、ジャック・ザ・リッパーが人類代表として登場した瞬間冷静さを取り戻しました。殺人鬼として名が知れ渡っている彼がどうして選ばれたの?とブリュンヒルデ様の思惑が読めなかったし、人間に勝って欲しいと思う反面、心から応援しきれないという葛藤も抱えながら一戦を見守る展開に。戦いの中でジャックの生い立ちが詳細に描かれていたので、母親との歪んだ関係性から娼婦ばかりを狙っていたことを知りましたが、だからといって必死に生きていた女性たちの未来を奪っていいわけないと、バトルアクションに見入っただけではなくメンタル的にも激しく揺さぶられた戦いでした。
人類の存亡をかけて神と人類史上の英傑が戦う作品なのですが、どの戦いも白熱していて面白かったです。
人類史上の英傑ということで色んな英雄が出てくるんですけど、シーズン2は希代の連続殺人犯ジャック・ザ・リッパーが登場。
いくら大勢の人を殺したとはいえ、相手は神の中でも恐るべき力を持つヘラクレス。
そんな敵相手にどうやって戦うの?とハラハラしました。
普通に考えると勝敗の天秤はヘラクレスの方に傾くと思います。
言葉はわるいですが、所詮ジャック・ザ・リッパーはか弱い女性ばかりを狙った殺人者ですから。
戦闘力が高いようには思えません。
しかし特殊能力と十重二重に張り巡らせた策略でヘラクレス相手に一歩も譲りません。
この勝敗はどうなるのか?とハラハラしました。
他の試合もどちらが勝ってもおかしくない接戦ばかりでしたし、楽しめました。
1期に比べると、戦い方の意外性とかこの勝負が見られるの!?っていう驚きは少なかったけれど、ジャック・ザ・リッパーと雷電のバトルは、めちゃくちゃアツくてカッコよかったし、試合終わったあと思わず感動してしまいました。ジャック・ザ・リッパーは、よく考えるとただの犯罪者だけど、人間代表で戦ってるんですもんね。誰からも愛されなかった男と、慈愛の男が戦うっていう、相反する戦いがやっぱりこの作品は見どころだなって感じました。そして1期の見たイメージ的に、人間よりも、神様のほうがだいぶ傲慢で邪悪じゃんって思っていたけど、神様の中にもちゃんと神様って思える、ちゃんと優しい心を持っている人がいてくれて本当に安心しました。
終末のワルキューレII 後編
個人的には終末のワルキューレシリーズの中で一番面白かったです。
その要因となったのは釈迦の圧倒的な強さでした。
正直人類側で出場してくれて助かりました。
今回は釈迦vs零福なわけですけど、意外だったのは両者に因縁があったこと。
まあ零福の一方的な逆恨みとも言えなくはないんですけど、これまでの神vs人間とは違った感じが良かったですね。
これまでは刹那的というか、まったく因縁の者同士が戦っていました。
でもこの戦いは旧知同士の戦いですし、単純なバトルだはなく精神的な部分も多くて楽しめました。
中盤までは釈迦が圧倒していたわけですけど、まさか最後に零福が波旬になってしまうとは想定外でした。
これによって圧倒的強者と化した波旬に釈迦は勝てるのか?とハラハラしましたし、面白かったです。
前作の釈迦の戦いの続きが描かれます。全体的にシリーズののりはそのまま踏襲されています。厨二病感が高いので、少し好みは別れるかもですが、その手の世界観が好きな人にはとことんはまると思います。
また、人類の存続をかけた戦いの6回戦には釈迦が人間側で参戦するなど、これまでにない展開も特に多く見応えがありました。釈迦様が本当に本当にかっこよかったです。一方で、神側は毘沙門天かと思いきや、まさかの七福神が融合した零福などなど、しっかりわくわくさせてくれる展開が詰まっています。しかも、この零福の過去が辛すぎて思わず涙をそそられたり。物語は基本なんでもありという感じですが、作画も迫力満点なので神系アニメ好きには特におすすめです。
後半は釈迦のバトルだったっていうのもあるけれど、マジで釈迦様が主人公って感じでかっこよかったです。最初は見た目のせいもあってか、神様なのに人間側に寝返る怪しいやつと思っていたけど、途中からは釈迦様かっこいいに気がついたらなっていて面白かったですね。それに今まででは、人間VS神様の戦いだったので、人間は人間の中での驚異的な能力で戦っていたし、神側の人間にはできない技とのバトルが醍醐味ではあったけれど、今回はどっちもが神であるために、今までとはちょっと違った形でのバトルになっていて新鮮だったし、零福がバトルの途中で、第六天魔王に変わるっていうのも、面白かった。釈迦の勝ち方も、神であるがゆえの勝ち方でしたね。
メインの展開は釈迦vs零福・及び零福に埋め込めれていた因子が発言した第六天魔王波旬なのですが、バトルものとの結びつけが全く想像できないお釈迦様を「未来視」と仏教の輪廻転生に纏わる6つの世界の総称である「六道」をモチーフにした「六道棍」という武器を出す事で強キャラに変貌させる事に成功しており、それでいてあまりスポットが当たる事のない釈迦の人間時代にも言及する事でキャラクターとしての深みも生まれている。
一方、対戦相手である神側からの刺客「零福」は七福神が合体して誕生した作中オリジナルの神で、神と言いつつも言動や性格は人間の子供のように敢えて描写している事から、『最も人間らしくない人間(神になっているので)』vs『最も神らしくない神』という対立構造もしっかりデザインされており、それによって単なるターン制バトルではなく精神的なやり取りもしっかりと描写されている。
よってまずまず満足できる水準になっていると思う。
神対人類の戦いで、ここまでガチバトルしてるのはこのアニメくらいだと思います。概念として戦うではなく、拳をぶつけ合う的な意味で、ある意味最終決戦のいいところを目撃している感じが強いです。シーズン1から引き続き、話の展開としてはとにもかくにも神との戦闘シーンがメインですが、みんな大好き釈迦さんが出てくるので友人と見たときには結構盛り上がりました。冥界の王ハデス等も登場するため、神話や偉人好きにはたまらない作品でもあります。また、戦いの中でもどんでん返しがあったりするので、ジョジョや刃牙がお好きな方は楽しめるのではないかと思いました。アニメになったことで映像と音が足され、原作の良さである勢いのある表現はそのまま活かされている気がします。
人類滅亡を決定した神々と人類最強の13人の壮絶なバトルロワイヤルが描かれる梅村慎也原作のファンタジーバトルアニメです。本作は神々や歴史上の人物、伝記などが積極的にモチーフとして取り上げられ、偉人や伝記などに興味がある方は名前を聞いただけでそそられる要素が満載の作風になっています。そのため劇中どの偉人や神が戦うかなどの展開も元を知っていると余計にわくわく度が増していく印象でした(例えばゼウスVSアダムなど最終決戦レベルの組み合わせも本作における対戦の組み合わせの一つに過ぎないという勢いが物語っています笑)。全体的に中二病全開な要素が強く(笑)一方で、下手にカッコつけた描写を入れようとせず、むしろいい意味での開き直りが清々しく感じましたね。