※本ページの情報は2024年6月28日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2022年11月4日に劇場公開。
- 監督
今泉力哉
- 出演・キャスト
稲垣吾郎、中村ゆり
玉城ティナ、若葉竜也
志田未来、佐々木詩音
倉悠貴、穂志もえか
映画『窓辺にて』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
作品名 |
配信状況 |
窓辺にて
配信期限:2024年7月16日 |
ポイント/レンタル |
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口コミ・感想
男と女、夫婦関係と色々と考えさせられる作品です。稲垣吾郎が、妻が浮気をしているのに気がついても何の感情も湧かない主人公を演じていますが、結婚して15年近く経つ自分にはその気持ちが少し共感できるような気がしました。結婚する前はもちろん恋愛関係からスタートしましたが、結婚して家族になってしまうと恋愛ではなくなり、好きだ嫌いだという感情はほぼなくなってしまいます。主人公はもともと感情の起伏が乏しいというキャラクター設定でしたが、そういう人も現実的にいるのも事実で、無理矢理怒れとか憎めといっても無理があります。本作では、まあそれならそれでもいいじゃないといってくれているようで、自然体でいることの大切さを教えてくれます。
稲垣吾郎さん演じる市川のどことなく寂しさがある感じや切ない表情が稲垣吾郎さんにしかできない演技といった印象でした。すごく自然な感じで役に入り込んでいるところが良かったです。会話を経てストーリーが進んでいくのでその言葉に秘められた想いや名言などを探しながら楽しめました。この映画を観た人それぞれに刺さる言葉があると思います。高校生作家を演じる玉置ティナさんが出るたびになんだか透き通った雰囲気になる感じで繊細な気持ちになれました。リアルな人の感情が言葉や表情で表現されていました。自分が妻に浮気されたらどう思うのかなども考えさせられて人の人生を覗き見しているような気分にもなれて、いろんな感情になれるところが良かったです。
主演の稲垣吾郎さんのアンニュイな感じが昭和レトロ感を醸し出していました。喫茶店で食べていたフルーツパフェさえも文学的に見えて、そんなにみんなが感情的になる映画ではないのに心の言葉ではたくさんの悩みややりとりがされている感じがして見ごたえがありました。妻の浮気を知りながら言い出せないことよりも自分の中に芽生えた感情に戸惑うあたりも知的な感じがしました。一度では消化できない部分もある映画ですが奥深さを感じる作品だからでしょうね。個人的には高校生作家、留亜の玉城ティアさんがなんとも異彩を放っている感じがして印象的でした。精神は年齢だけでなく才能の部分も入っている気がします。静かなラブストーリーで相手を想うからこそ色んな感情が芽生えるというのを改めて感じました。
私は小説が大好きですし、少し書いた事もあるので、この作品を見ていると繊細な表現の小説を読んだような気持ちになりました。稲垣吾郎の役者としての個性もあるのでしょうが、実にたおやかで落ち着いた優しい雰囲気を存分に味わうことができました。というのは、作品の中ではとても静かな感情が流れています。まるで水の中にいるような感覚なのですが、それがまた心地良かったのです。作品の尺は143分と結構長いのですが、飽きることなく引き込まれるのは監督の凄さなのでしょう。おそらく監督の才能は小説にも向けられており、深い造形があるのだろうと勝手に想像しております。いずれにしても稲垣吾郎と17歳の小説家を演じた玉城ティナの作り出すオーラのようなものが、作品の質をあげていました。不思議な余韻が残る秀作だと思います。
この作品はとても静かに進んでいくストーリーの中に、登場人物達が抱えている強い葛藤が感じられました。どれも共感できる内容で、人間ならこういう悩みに必ずぶち当たるということを実感できました。派手な演出などは無く、淡々とした日常を描いているだけなのになぜだか心を引き込まれてしまうような作品です。それは恐らく出演しているキャスト達の演技力が自然体なのと、感情の描き方に力を入れているからだと思いました。そしてこの作品を見ると、悩んでいるのは自分だけじゃないんだなと不思議と安心できます。まるで自分の閉じ籠った視界をこの作品が広げてくれるような感覚を持ちました。登場人物の悩みに共感しつつ、優しい気持ちになれるというなかなか不思議な作品だと思います。
本作を観た時、今までの浮気や不倫の作品とは何か違う感じがして、新しいタイプの作品だと感じました。本作は稲垣吾郎さんが主演の作品で今泉力哉監督との待望の完全オリジナル脚本のなのでとても見応えがありますし、切なくて先の展開が読めないラブストーリー作品です。また、本作は豪華キャストが出演しているため、一人ひとりの役柄や個性が面白くあります。夫婦とは何かと考えさせられる作品でしたし、結婚とは何かと良い意味で考えさせられました。まだ私は結婚していませんが、夫婦とは様々な形があり、そこには複数のストーリーがあるんだなと感じました。ストーリーはとても分かやすく、老若男女観ても楽しめる作品となっています。まだ、ご覧になっていない方は是非見に行ってみて下さい。