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動画配信状況

映画『ハピネス』はどこで配信している?無料で見るには?

※本ページの情報は2024年6月29日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。

  • 2024年5月17日に劇場公開。
  • 監督
    篠原哲雄
  • 出演・キャスト
    窪塚愛流、蒔田彩珠
    橋本愛、山崎まさよし
    吉田羊
  • 原作は嶽本野ばらによる漫画『ハピネス』
    ハピネス (小学館文庫)

映画『ハピネス』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。

U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Hulu(フールー)で配信中の作品

配信はしていませんでした。

Amazon プライム・ビデオで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Leminoで配信中の作品

配信はしていませんでした。

FODプレミアムで配信中の作品

配信はしていませんでした。

Paraviで配信中の作品

Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください

TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)

取り扱いはしていませんでした。

口コミ・感想

なんとも切なく美しい話である。
「あと一週間で死んでしまう」ヒロインの話と聞くとベタなものになってしまいそうだが、そこは製作者・原作者の力量によってみごとに補っている。
余命僅かな由茉(ヒロイン)がささやかな「やりたかった事」を叶えて行くのだが、それを支える雪夫がとても良いのである。
余命宣告前の二人の平凡な生活というのは言い換えれば多少抑圧されていた訳で、
余命が僅かとわかった後のロリータ服に身を包んだちょっと変わった由茉は本来の、ありのままの姿ともいえる。
しかしそれでも変わらずに雪夫は由茉を支え愛し続けているという構図がとてもピュアなのである。
原作が2006年に書かれたもの、という事でその頃に流行っていたMILKBOYなど、原宿系のブランドがアイテムとして登場する辺りも面白い。
ロリータ服など平成ポップ感のあるテイストを感じさせるアイテムが多く登場するため、その辺の世界観にどっぷりと浸りたい人にもおすすめ出来る作品。
余命を知ってからは、今までやりたかったことをやり尽くす…っていうだけの映画。でも、実際はそのやり尽くす好きなことに付き合う彼がいて、やり尽くした後を考えて段取りを整える両親の姿があって、悲しみをこらえる彼を応援する姉、いじめに気づけなかったことを後悔する弟の存在もあるから、見て見ると、何とも言えない気持ちになる…。
ロリータファッションでカレーを食べる…やり尽くす好きなことのあとはカレー鍋でカレーをつくる彼の姿がある…。
お母さんの涙、さすがに吉田さんが演じているからつられるよ。
やり尽くす好きなことのその後…生前葬ってあるけど、そんな感じの準備もしなくちゃならないってツラいよね。
できないっていう葬儀屋っているんだね…それに対するお父さんの威厳のあるセリフに救われたなぁ。
作者の先生らしいロリータファッションが強烈で、最初は余命ストーリーにちゃんとハマれるか疑問に思いながら見ていました。
でも彩珠さんの演技が良かったからか、はたまたキャラクターと合っていたのかわかりませんが、可愛らしくこれはこれでアリでした。
高校生のカレカノの、想いやって行動する姿もキュンとしたけれど、おとなになると親目線でも見てしまい、そこに切なさと感動がありました。
娘に幸せになってほしい、最後まで幸せでいてほしいと思う親心、共感しまくりです。母親が吉田羊さんなのもナイスキャスティングでした。
まさよしさんを引っ張るような演技で、よく釣り合いが取れていたように思います。
そうそうまさよしさん、おいくつになっても素敵です。こういうのに出演されるのは珍しいですしファンは必見です。
作者ワールド全開で、ラストまでこの先生ならこう来るよねというしめ方でした。
もともとの内容、テーマがありきたりな感じで、果たして大丈夫そうだろうか、と思っていましたが、そんな心配は一切必要ないような作品でした。ヒロイン役の蒔田さんの演技は自然で良く、小説内では、君としか表現されてない部分に名前がついていたのも印象的でした。
一週間で死ぬなくなる女子高生と彼氏の恋愛。夢をどんどんかなえる一方、死を受け入れられない状態。はっきり言って、ここだけでも刺さる人には刺さると思います。少し現実離れしていて、はっきり言ってリアリティはないでしょう。そういうところもまたいいなと思えるんですけどね。
最後に、自分の印象に残った部分を上げます。それは、ロリータファッションです。ラブストーリーにロリータファッション、あまり見ない組み合わせじゃないでしょうか。
橋本愛さんのロリータ姿が至福過ぎて、これだけでも見る価値があったと思わせてくれる作品です。余命を告げられた由茉が、残りが少ないからこそ最後まで自分の人生を楽しみ尽くそうとしている姿には、感動させられるだけではなく勇気をもらえました。そして当たり前の日常も、無限ではないと思い知らされる切ない設定でもありました。雪夫も彼女の余命を知りながら付き合っていくのはさぞかし辛かったことだろうと思います。自分だったら途中で耐えられなくなってしまいそうです。しかしそれを乗り越えるのが二人の真実の愛であり、雪夫と由茉はまさに運命の意図で繋がれていると言えるのではないでしょうか。愛とは何か、信頼とは何かを教えてくれる作品だと思いました。
原作の嶽本野ばらさんの雰囲気や世界観しっかりとビジュアルにも落とし込まれていて、各所にこだわりを感じました。
特に注目したいのは服装の部分で、各所にロリータ服が取り入れられていて、好きな人にはたまらない作品になっていると思います。
ピンポイントでロリータ服やロリータ趣味が描かれた作品はありますが、物語の軸に絡むような作品が少なくなっていただけに少し懐かしく思います。
余命間もない主人公の由茉ちゃんの願いに向き合う家族や恋人の姿、ひたむきさも印象的で、映画を見て久々に心を動かされた気持ちになりました。
変わっているように思えても、家族の好きを否定しないって、割と難しいことですよね。
原作を知らない人にでも進めやすい作品ですし、友人などにも進めたいと思っています。
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