※本ページの情報は2024年3月26日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2023年1月17日からテレビドラマ放送開始。
- 脚本
大石静
- 出演・キャスト
吉高由里子、北村匠海
千葉雄大、ディーン・フジオカ
中村里帆、水野美紀
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本ページの情報は2024年3月26日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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Leminoで配信中の作品
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FODプレミアムで配信中の作品
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口コミ・感想
前期でSilentが話題になったので、ちょっと二番煎じになってしまうのではと心配していましたが、こちらの方が内容もしっかりしていて面白かったです。一星が聴覚障害があってもとにかく明るいし、自分が辛い経験をしてきている分、他人にはどんな状況でも優しく手を差し伸べられるっていう人柄が素敵でした。このドラマでは鈴と一星の恋愛よりも命がテーマだったと思います。二人が表の主人公で、実は裏では深夜先生と伴さんが主人公だった。大切な人の命が失われてしまったときに、人はどのように感じ、どのような行動をするのかっていうのが、上手く二人の存在で表れていたので、最初は怖いと思った伴さんも、ただ寂しくて辛いんだって気がついたら、どうしても嫌いにはなれませんでしたね。
年の差やろう者と健常者の壁なんて関係ないんだよと教えてくれる素敵なドラマでした!命の始まりに携わる産婦人科医の鈴と、命の終わりに携わる遺品整理士の一星が悩みながらも目の前の問題から逃げることなく、真摯に向き合う姿を見てたくさんの勇気を貰いました。妊娠して出産することは決して当たり前のことではなくて尊いことなんですね。最愛の奥さんを亡くした伴や深夜を見て、あらためてそう思いました。後半は伴の登場でぐっとシリアスな雰囲気が漂いましたが、そんな中でも常に温かい空気に包まれていたのがこのドラマの一番の魅力だったと言っても過言ではありません。ディーンフジオカさんやムロツヨシさんの男泣きの演技にぐっと心を掴まれました!
吉高由里子さんと北村匠海さんの演技がめちゃくちゃ素晴らしかったです!特に北村匠海さんの演技が本当に良かったです。耳が聞こえなくて話すことも出来ないのに、全然悲壮感がなくて、逆に元気を貰うことが出来る魅力的な男性でした。声を発さなくても顔の表情や動作で喜怒哀楽が繊細に表現されており、手話をしながらよくあんな演技が出来るもんだなぁと感心せずにはいられません。とても微笑ましいカップルで、年齢差も結構あるのに本当にお似合いでした。出てくる人たちもいい人ばかりで、一星に対して誰も偏見を持たずに平等に接しているのも良かったです。このドラマで少しだけ手話を覚える事が出来たし、面白いなぁと思いました。笑いあり、涙ありで凄く大好きなドラマでした。
全体的に流れる切ないような優しい雰囲気が素敵でした。近年では手話を話す登場人物が多くなってきましたが、この作品ではそれがみんなの仲間に居て、当たり前の世界で進んで行くのが素敵でした。鈴を始めそれを習得しようとする歩み寄りがあったのも良かったです。でも手話を覚えるのは難しかったと思いますし、簡単に挫折してしまった自分としては、身近に必要とする人がいる事でそれも好きな人だったのはモチベーションを保ち続ける要因だったと羨ましく推察します。鈴先生が過去の辛い経験と、現実にも伴が現れて大変な事になっていった時は心配でしたが、そこも周りの協力を得ながらも優しさで対応しようとする芯の強さが感じられたのも、そんな人になりたいと尊敬しながらの視聴でした。それぞれが辛い過去を失敗しながらも少しずつ前進していけて本当に良かったです。
この作品は犬系彼氏や年下彼氏が好きな女性に特におすすめできるドラマです。なぜなら、北村匠海が演じるキャラクターがヒロインに甘える様子がとても可愛いからです。母性本能をくすぐられるというのはこのことを言うんだなと実感できました。見てるこっちが照れてしまうくらいに甘いイチャイチャシーンもあり、恋愛ドラマとして大切な要素がちゃんと満たされていました。障害を抱えている人でも、みんなと同じように平等に恋愛ができるという明るいメッセージが込められているのも良かったです。主人公たちだけでなく、その周りの人たちの恋愛模様も楽しめました。キュンキュンするだけでなく、笑えるシーンもあり、エピソードによって作中の雰囲気がガラッと変わるのも楽しかったです。
お互いソロキャンプに来ていた場所で出会ったのち、偶然鈴さんの母親の葬儀で再会するなんて奇跡からスタートするので、産婦人科医の雪宮鈴さんと遺品整理士の柊一星さんによる、甘々なラブストーリーが盛りだくさんに描かれて行くストーリー展開なんだろうと思っていたけれど、二人を取り巻く人たちにもそれぞれ抱える問題があると彼らの人生も丁寧に描かれていたので、ラブストーリーの一言では片付けられない魅力に回を増すごとに自然と引き込まれていきました。特に鈴さんと一星さんを支える深夜先生と千明さんの存在は欠かせなくて、これまでクールな役を演じているイメージの強かったディーン・フジオカさんの、愛する人の死から立ち直れずに葛藤している、ちょっとドジな新人産婦人科医役がとても新鮮で、気がつけば深夜先生にどっぷり感情移入していました。