※本ページの情報は2024年7月2日時点のものです。最新の配信状況は各VODサービスにてご確認ください。
- 2022年2月にAmazonオリジナル映画として配信開始。
- 監督
瀬田なつき - 出演・キャスト
長尾謙杜(なにわ男子)、山田杏奈
八木莉可子、濱田岳
石田ひかり、望月歩 - 原作は森絵都による小説『カラフル』
映画『HOMESTAY(ホームステイ)』はどこで見れるのか、主要なVODサービスの配信状況をまとめました。
目次
U-NEXT(ユーネクスト)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Hulu(フールー)で配信中の作品
配信はしていませんでした。
Amazon プライム・ビデオで配信中の作品
作品名 | 配信状況 |
HOMESTAY (ホームステイ) | ○ |
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Leminoで配信中の作品
配信はしていませんでした。
FODプレミアムで配信中の作品
配信はしていませんでした。
Paraviで配信中の作品
Paraviは2023年7月にU-NEXTと統合しました。
作品の配信状況はU-NEXTを御覧ください。
TSUTAYA DISCAS(DVD宅配レンタル)
取り扱いはしていませんでした。
口コミ・感想
森絵都さんの名作人気小説カラフルを実写映画化した本作ですが、10代ならではの繊細な感情や傷つきやすい心情を描いた原作小説を忠実に再現しながらも映画ならではのコミカルな描写も交えてより幅広い世代に見やすい映画に仕上がっています。2010年にアニメ化したバージョンも登場人物たちの心理描写をうまく表現した映像が素晴らしかったですが、少し暗いトーンになりすぎている気がしたのですが本作は死を題材にしたなかなか暗いテーマでありつつもより青春映画の側面が強くなっているため、10代の方は特に共感しやすい作品になっていると思います。主演をつとめた長尾謙杜はジャニーズの人気グループなにわ男子のメンバーということですが、正直個人的には名前も聞いたことがありませんでした。映画初主演ということですが、そのフレッシュな魅力が詰まった演技はなかなかに見事でした。
自分自身のことや他者との関係にモヤモヤを抱えながら過ごしている思春期の登場人物たちの繊細な心情が良く表現されていて、考えさせられるとともに青春時代の爽やかさを感じる映画でした。自分自身のことで精一杯で周囲が見えず葛藤していた主人公の真が家族や友達との関わりの中で自分に向けられた想いに気づいていく過程に感動し、心地よい余韻に浸れました。生きていれば悩んだり迷ったりすることは沢山あるけど、あまり気負いすぎずにそのままの自分で、周りからの愛を大切に受け取りながら精一杯生きていこうと思えました。暗いシーンが多い中でも主人公の描いた絵やマスゲーム、彩雲などストーリーの中で出てくる鮮やかな色彩が印象的で、美しくキラキラした映像も楽しめました。
死んで魂の状態になったシロが同じく死んでしまった小林真という人物の体にホームステイしてしばらくの現世を生き抜いていく話なのですが、結構ファンタジーとミステリーの要素が混在としていてすごく面白い映画です。まず自分が一番に惹かれた部分は山田杏奈さんが出ているという点です。彼女の演技はすごく自然で結構主演ドラマも多くやっているので演技に引き込まれます。小林真の幼馴染として出ていたのですが結構重要なポジションで出番も多くて見応えがありました。この映画の主演は、なにわ男子の長尾さんなのですが、若手とは思えない堂々とした芝居で物語にすんなりと溶け込んでいたので、とても見やすかったです。青春映画が好きな自分としては満足の作品ですね。
この作品は人生を少し楽観的に考えられるような、そんなポジティブなメッセージが込められているように感じました。「人生は少し長めのホームステイ」という一貫したテーマで物語が進んでいくので、話が無駄にそれることもなくて見やすかったです。ストーリーだけではなく、若者たちの繊細な心の動きが伝わってくるような演出もあったりして、青春映画としても楽しめる作品でした。物語が後半に進んでいくにつれて感動的なシーンが多くなり、盛り上がっていくあたりも脚本が上手いなと思いました。見終わったあとには、平凡な日常のありがたみやささいなことでも幸せはいっぱいあるんだと思えるような内容でした。シロが描いた花火の絵のシーンが伏線になっているなど、ちゃんと謎が繋がるように考えられている部分もあって大満足です。
最近のニュースやワイドショーなどでも取り上げられている若者のいじめによる自殺問題に焦点を当てて描かれた作品でとてもリアリティーがあった。深刻な話題のところを主人公やそれを取り巻く登場人物の明るい掛け合いなどでシリアスな内容ながらもどこか気楽に見られる作品だった。俳優に話題のアイドルを起用したところも若い人に見てもらうきっかけとなって良い影響を与えるような気がして良かった。カラフルと言う本が原作になっているようで美術系の映像が多く、色鮮やかな絵画がたくさん出てきて素敵だと思った。登場人物たちの恋愛模様も若者の興味を湧くようなストーリー展開だった。最後にはこの物語の答えを自らが解き明かすことで作者が本当に伝えたかったことが明らかになって面白い作品だった。
エンターテインメント作品として非常に楽しむ事が出来ました。何よりも主演の長尾さんをはじめとする若い役者陣が良かった。長尾さんという方は初めて拝見したのですが、表情がとても豊かでこれからが楽しみな役者だなぁと感じました。モノローグの使い方が上手だなぁと思いましたし、途中で主人公以外の人や街の時間が止まる演出は不思議な感覚を味わう事が出来ました。原作は未読なので細かい事は正直、分からないのですが、かなり前の原作だそう。しかし、途中に主人公が好意を寄せる相手の好きな人が同性という設定はとても現代的ですし、こういう作品がもっと増えてくれたら嬉しいなと思いました。最後の主人公の台詞?モノローグ?があるのですが、これがまたとても良い言葉でした!