朝ドラ『ひらり』はどこで配信している？

東京の両国を舞台に相撲部屋を通した交流を描いた懐かしいNHK連続小説です。1992年の当時はちょうど若乃花と貴乃花兄弟の活躍が世間をにぎわせていた時で、話題の連続テレビ小説でした。相撲人気にあやかりつつも逆に人気を助けた作品でもあります。石田ひかりが主人公を演じており、江戸っ子らしくチャキチャキしつつも可愛らしい演技が印象的でした。石田ひかりの出世作といっても過言ではありません。主人公には鍵本景子演じるOLのお姉さんもいて、主人公とお姉さんのやりとりや掛け合いも面白かったです。今でこそ女性が主人公演じる連続テレビ小説は普通で当たり前ですが、当時はとても新鮮味があって革新的な連続テレビ小説でした。

相撲部屋が舞台になっているという珍しいドラマですが、相撲要素よりも人間ドラマ要素の方が多くて、相撲に興味がない人も楽しめると思いました。平成ならではの会社のあり方や男女の価値観も反映されているので、今見てみると驚くような場面も結構あります。登場人物はみんな個性があって良いのですが、特に主人公の姉である「みのり」のインパクトが一番強かったような気がします。一歩間違えればストーカーと呼ばれてもおかしくないくらい行動をするので、次は何をしでかすのかハラハラドキドキしながら楽しめました。このように、主人公の成長や恋愛だけではなく、周囲の人物の行動や関係性にも注目してしまうのがこのドラマならではの魅力だと思います。

連続テレビドラマである「ひらり」は相撲好きな主人公ひらりと相撲部屋の方々と部屋の専門医の恋を描いたドラマです。
ひらりは天真爛漫な女性で特に気後れする事もない女性で明るい子です。
一方ひらりの姉のみのりひらりと違い消極的な性格で思ってもないことを言ってしまう様な誤解されやすい女性です。
この二人は恋をするのですが、専門医の竜太は初めはみのりが好きで交際しており、結婚を考える感じでしたが、お互いタイミングを失い一度は分かれますが、未練が残る竜太はみのりがその後婚約していた男性と破談になった事を知りもう一度アタックしようとします。しかし中々踏ん切りがつかない竜太はひらりに叱責されます。
このひらりも少し可哀そうで、一度竜太に告白しフラれているのですが、まだ恋ごごろはあるのです。
しかし姉との交際について考える竜太を奮い立たせるために・・・
なんとも言えない恋で見ていてとても切なくなります。
この最終的な恋の続きはぜひ「ひらり」をご覧になって観て下さい。
ドリカムの「晴れたらいいね」の様に健やかな気持ちになるかもしれません。