『角川文庫・ラノベ読み放題』は株式会社KADOKAWAと株式会社ブックウォーカーが提供しているライトノベル読み放題サービスです。
1万冊以上のライトノベルが読み放題対象となっています。
それでは『角川文庫・ラノベ読み放題』がどんなサービスなのかレビューしていきます。
出版レーベル
角川文庫・ラノベ読み放題はKADOKAWA(角川)が行っているサービスなのでKADOKAWA傘下のレーベルが中心です。
出版レーベルの廃刊、統合などがあるため下記は確認できた一例になります。
読み放題で読めるレーベル
電撃文庫
メディアワークス文庫
富士見ファンタジア文庫
富士見L文庫
ファミ通文庫
ビーズログ文庫
ビーズログ文庫アリス
MF文庫J
Novel 0
角川文庫
角川ホラー文庫
角川ビーンズ文庫
角川ソフィア文庫
角川ルビー文庫
中経の文庫
新人物文庫
ほかに学術書や実用書も…
読み放題のライトノベルの傾向
やはり数年前に出版されていた作品が多いです。
古い作品ほど全巻読み放題、続いているシリーズものは数巻(1巻~10巻などまちまち)が読み放題となっています。
ただ、1年前まで続いていたシリーズが全巻配信されているケースもあるため、ストア全体の古臭さは感じませんね。新しい作品も目に付きます。
作品は入れ替わりがある
配信期限があるので定期的に作品の入れ替わりが発生しています。
角川文庫・ラノベ読み放題はまだ始まって間もないサービス(2019年12月開始)なので、基本的に配信作品数は全体的に増えていくと思います。
また、キャンペーンで一時的にどかっと大量の作品が配信される場合も。
複数端末で読める
上限に達している場合は使用している端末情報を解除(リセット)することで新しい端末でも利用する事ができます。
現状、読み放題の書籍は栞、付箋が端末間で同期されません。(2020年6月時点)
今後の改修予定となっています。
対応端末
パソコンの場合はブラウザで読みます。(Chrome、Safari、Edgeなど)
iPhone、iPad、Androidの場合はアプリが用意されています。
ダウンロードして読める
Wi-Fiがある場所でダウンロードしておくことができます。
電波が悪いところでも読めるので安心ですね。
金額
月額836円(税込)
ラノベは一冊700円前後あたりが多いので、月額料金と同じぐらいですね。
支払い方法
支払いにはクレジットカード以外にも『角川文庫・ラノベ読み放題カード』が使えます。
専用のプリペイドカードで、全国の書店で販売されています。
詳しくはこちら → 角川文庫・ラノベ読み放題カード
マンガ・雑誌読み放題もある
マンガ・雑誌読み放題サービスもあります。
こちらは月額836円(税込)のサービスとなっています。
ラノベ読み放題とは別途契約が必要です。
上述の『角川文庫・ラノベ読み放題カード』は使えませんので注意してください。
雑誌はマンガ誌が中心で、ゲーム、アニメ、声優の雑誌も配信されています。
マンガ誌が80誌以上、マンガ単行本が20,000冊以上配信されています。
解約について
解約は決済手段によって違います。
クレジットカード契約の場合はマイページ「会員情報」欄の「読み放題会員情報」にある「解約」ボタンから、解約手続きを進めることが出来ます。
詳しくはこちらをご確認ください。
まとめ
角川文庫・ラノベ読み放題ではライトノベルが1万冊以上配信されているので、暇つぶしには困りません。
料金がラノベ一冊相当の価格なのでコスパ面は高いです。
一冊読めば元は取れますが、サービスを解約してしまうと手元にデータが残らないことを考えると、二冊読んで価格相応と言えるでしょうか。
ただ、やはり最新のラノベはほとんどが読み放題の対象外なのは注意点ですね。
ずっと契約し続けるというよりも、読みたいラノベが読み放題で2冊以上配信されているのなら契約。パパっと読んで契約更新前に解約。また読みたいラノベが出てきたら再度契約…のような解約と契約をその都度繰り返すような使い方があっているかもしれません。
解約する場合は読み放題のサービスだけを解約すればいいので、ブックウォーカーのアカウントは維持しておけます。ですので再入会する場合は楽です。
シリーズによっては何十冊も配信されています。その場合は数ヶ月かかって読んだとしても金額的にはお得と言えるのではないでしょうか。